Believe a Fate of True Love

つらい。つらい。つらい。

さっき彼からいきなり聞かれたこと。

「今まで他の人とどっかいったことある？」

私はないけど、何でって聞いた。

「いや、そうするかもしれない。」






頭が真っ白になった。

もう終わったか。

こんなにはかなく終わったか、と。

めまいがした。

「明日友達が歯を抜きに行くみたいで、彼女が歯医者に行く前に

俺に少し家に会いに来てほしいって。ただ友達として。…

ただ一度も前に遊んだことがなかったから、遊ぶだけなんだ。

俺ももうほんとにすぐに引っ越すし。」






私はただ「why」としか聞けなかった。

他の女の家に行って２人で遊ぶ？ただなんで？って思った。

その女なに？

何でベンはいけるの？

私だったら…そんなのできない。






そんなこと聞かされて間もなく、

「今兄貴の家にいて、あまり彼を待たせられない…」

と言われた。

ただ、はぁ？だった。

電話させて。今話をさせてよ。

そして少しなら大丈夫と彼が言ったから電話した。







私は不満の爆発で彼に問い詰めたし、泣きそうな怒った声で

彼と話した。だいたいなんで今このこと話してくんの？

時間ないってわかってて…マジでむかついた。

彼が言ったのは

「もう全て話したし、何を言ったらいいかわかんないけど…

でも他に何か話したいんならまた後で話せるよ。」

全てお前の用件を伝えたら終わりかよ。

そのあと電話を切ってバイバイ？

冗談じゃない。私の気持ちはどうなるの？１人でどうしろっていうの？







彼は「前々からこういうことはなしてたし、他の人とも遊んでみるべきなんだって

話したよ。それに誰をいつ好きになるかなんてわからない。そのことをずっと心配しないで

いるか、心配し続けるかわ君次第だよ。」

もう話しててため息がでた。確かにそういうこと以前にたくさん話したし、

頭では理解できる。でもこれをいちいち私に言う必要があるの？

「well i haven't really done that yet either.

but i might do that soon...(自分もまだ他の子と遊んだことはないけど

もうすぐ遊ぶかも…)」







もう悔しくて自分が何だか分からなくなって全てが嫌になった。

今まで純粋に彼を愛してきた私はなんだったんだろう。

私は彼の気持ちを考えて今まで他の人とは遊んでなかったし、

やっぱり彼のこと好きだから、遊びたいともおもわなかった。

そんなの後ろめたすぎる。

「hontoni gomen...we can talk soon later. love you...」

彼との電話は冷たく切った。

「well have fun with her tomorrow. bye.」

「byebye...」




つづく。