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カテゴリ:神社-仏閣
今回の内容はかなりマニアックですよ〜(笑) だもんで、ちょいと長いでーす❗️ ご興味ある方だけ、どうぞ〜。 ……………………………………………… 【物部村の旅・4〜日月祭(にちげつさい)】 10月17日夕刻。 いよいよ、いざなぎ流ご祈祷、日月祭が行われます。 祈祷殿の前のスペースには、しめ縄に色とりどりの様々な御幣が飾られ、 「舞台」が設けられています。 向かって右側には、昨日は建てられていなかった立派な三段棚が。 (正面から撮れなかったので、見にくくてすいません。) 見たこともないような祭壇。 山の神の祭壇。 様々な御幣。 山の神、大荒神、新木、古木、水神などを表しています。 餅、菓子、果物、酒、米、鮭のお供え。 山の神に対して、これほどまでの神霊が祀られていることに驚きます。 ワクワクします〜☺ 見学者も昨日に比べると、結構な人出。 どちらかというとの人よりも、 遠方の方、研究者、マニアたちも多そうです。 いかにも凄そうなカメラを担いだ人、三脚を立ててしっかり場所取りしている人、 アイパッド、スマホを構えて何枚も写真を撮っています。 様々なアイテムでもって、なんとかしてこの貴重なお祭りを記録しようとしている人々……。 場所取り、回り込み、忍込み(笑)。 こんな機会は今度いつあるかわからないので、氣持ちは分かります。 でも私はほんの少し、そのなんとも言えないエネルギーで、しんどくなってしまいました。 ほんのちょっとね。 今から始めるとも、なんの合図もなく(笑) ゆるゆると始まります。 強いて言えば法螺貝の音が開始の合図だったのかな? さて、ゆるゆると、時折太夫さんが 談笑しながらお祭りは進行していきます。 子どもたちと神職、僧侶たちのお神楽。 みんな一緒。 宿で見たあのカラフルな花笠を被ります。 不思議な光景。 祭文に合わせて踊ります。 右、左、右、1回転〜 なんかそんな動き。 「どうするき〜」 「パパ〜わからなーい」 「パパの横がいい〜」 戸惑う子どもたち。 多分、練習とかしていない。 というか、してはいけない? 細かいことは 「どうでもよろしい」 という感じです。(笑) 「こうやってこう。」 「見て、真似してごらん」 と僧侶パパ。 「ハッハッハッ かまん、かまん 神さんがよろこぶき〜」 太夫さんの声。 土佐弁の柔らかいこと。 しばらくすると、奥の祈祷殿の大太鼓が鳴り響き、密教の僧侶たちが 真言を唱えはじめます。 (奥の祈祷殿の中では法螺貝、太鼓、錫杖、のリズムに合わせて真言が延々と唱えられています。 右の神職の方が被っているのが、例の花笠。 色とりどりの細く切った色紙が垂れて、前が見えないみたい。) 舞台左では神職の方々が、祝詞を上げて湯釜神事(湯神楽)を行っています。 三段棚に向かっては、6〜7人の僧侶が それぞれ全く異なる御経を唱えています。 経本の数もすごい。 ありとあらゆる仏教のお教、神道の祝詞、密教真言などが、一斉に唱えられるのです❗️ 一斉に❗️ですよ❗️ こんなの見たこと聞いたこともなーい❗️ もう、一体何が行われているのか、ようわかりません。 カオスです(笑) (湯釜神事) (祝詞をあげ、湯を沸かし12粒の米(フマ)を入れ、占う。 都度、祝詞が奏上される。) あんなに予習したのに(笑) DVDで見たのと全然違う。(笑) その年その年の太夫さんで違うんだ。 なんとなくはわかる。 こんな貴重なお祭り。 「見てもいいし、写真も録音も、録画もオッケー」 ということだったのは 「見ても何もわからない」 という意味だったのですね(笑) (本当は多分秘術。) その後見学してまして、調べて、大まかに流れは把握できました。 場を清める 一旦整理する 山のものは山へ返す 海のものは海へ返す スソ(悪魔)がいたら鎮める これがいざなぎ流基本 この祭儀を「取り分け」といいます。 (もっと面白いこともたくさんわかったけど、あまりにもマニアックなので、 多分私だけ楽しいと思うので、ここでは端折ります(笑)) そしてだいたい筋が通っていたら、 時間とか段取りとか、 細かいことはどうでもよくて、 取り仕切る太夫さんのさじ加減次第で、 (多分それも全部意味があると思います) ゆるゆるしている。 これもとても大事だと思いました。 それぞれに委ねる感覚です。 この感覚は私たちが取り戻すべき感覚なのではないかな、と思いました。 先日の映画「夢みる小学校」の子どもたちのように。 現代人は、あまりにも「〜ねばならない」にがんじがらめになっていますよね。 はい、私も含めて💦 (僧侶も神職も皆、カラフルは花笠をかぶっています。 このあと「三十三度の礼拝」が行われる。) そして、お祭りの流れをサクッと理解できたのは、DVD復習していたこともありますが…… 私、どうも過去世でやっていたみたいです。(❗️) (すいません、すいません、勝手に思わしてやってくださーい💦) なぜならばその後、行われた 「三十三度の礼拝」。 それを見ている時に、ふーっとそこに入ってしまった❗️ (そもそも密教の太鼓と真言は、トランスに入るように鳴らしています) 「三十三度の礼拝」とは、密教から来ている儀式で、 読むが如く三十三度礼拝をします。 初めお二人、次もお二人、三人、五人、、ランダムに人数が変化してゆくのを、 「次は三人、その次は五人やな」 と、わかったんです、私。 やったことあった❗️ なんだかわからないけど、わかってしまった(笑) あの花笠も、多分過去世で被っていたのだろう。 見覚えがありすぎる(笑) 夜も更けて、ぼんやりと月も出てきて、お祭りはこれまたゆるゆる終わっていく……。 お供えのお下がりのお餅をいただき、 なんとも言えない、胸の温かみを感じて感謝して祈祷殿を後にしました。 (丘の上から撮りました。神秘的💜) ……………………… それにしても、 昨年の土蜘蛛といい、今回のいざなぎ流といい、 過去世の記憶がどんどん呼び覚まされていく。 思い出した時が解消される時。 私たちはもう「カルマ」という「罰」を受けなくて良くなったのでしょう。 ここでちょっと、突然ぶっ飛んだこと言いますよ〜(笑) かつて地球は宇宙の「島流し」先であり、転生後の記憶をなくし「カルマ」を発生させることによって、 永遠の牢獄となっていたのです。 だからこそアセンションの今、過去世の記憶を自然に思い出す人も多いです。 けど、何度もいいますよ❗️ 「思い出す時が解消する時」 逆に言えば 「解消するために思い出してる」んです。 だから、もうそこに留まらなくていいし、こだわらなくていいんです❗️ 解消したのですから。 思い出したら、速やかに手放しましょう❗️ ここ、めちゃ大事ですよ。 相手のそのカルマを「思い出させるために」 過去世のお話をして、カルマ解消のお手伝いする、というのなら良いですけどね。 ……………… 旅はまだ続きます。 明日は最終日。 これまたすごい所へと導かれました〜 ゆっくり書くと言いながら、ホンマに連日手が止まらなくなってます。 ご興味ある方、よろしくお付き合い下さいませ。 *〜関連記事〜* ・【物部村の旅・3〜天忍穂耳命】(2024.10.21) ・【物部村の旅・2〜まきの宿】 (2024.10.19) ・【物部村の旅・1〜いざなぎ流ご祈祷】(2024.10.19)
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Last updated
2024.10.23 10:04:33
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