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独習!ウクレレ奮闘記

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September 10, 2009
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カテゴリ:映画・ドラマ

オイオイな出来事は・・・なかった。
ので、映画の紹介。

『カーテンコール』

カーテンコール

「昭和30年代から40年代にかけての日本映画全盛の時代に、映画館で幕間芸人として活躍した男の運命を描くヒューマン・ドラマ。」
というふれこみだったので、
『ニュー・シネマ・パラダイス』みたいなのを期待したのだが、
外れだったかなぁ。

この映画の見所は、なんといっても
幕間芸人・安川修平役の藤井隆。

もともと、映画館で雑務をやっていた安川。
ひょんなことから舞台に上がることになってしまった・・・。
いわば、素人芸。
だけれども、多くの聴衆を惹きつける何かを持っている。
このサジ加減の難しいところを見事に演じている。

特に彼がギターで弾き語る「いつでも夢を」は必聴もの。
この歌を聴くためだけに、この映画は存在する。
とは言いすぎだけれども。

実にいい声で、なんとも素直な歌い方。
出所の分からない、ブサイクなミニギター。
調弦もいささか合っていない。
小節の1拍目をジャラン♪と演るだけのシンプルなスタイル。
これがまた、歌と上手くマッチングしている。

う~ん、音楽って何だろう?
高度なテクニックは、人を感動させるけれども、
こんなに飾らない、素朴なものもあり、なんだな。

商業主義の音楽に慣らされた耳には届かない“歌”かもしれないけど、
存在する価値のある“歌”だと思う。

現在の安川修平を演じるのは、
何と、元スパイダースの井上尭之。
彼もまた、「いつでも夢を」を弾き語る。
渋い上に笑顔がかわいい。
井上さん、上手に歳をとったんだねぇ。

私も、あんなかわいいおじいちゃんになりたい♪






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Last updated  November 2, 2011 11:55:55 PM
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