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カテゴリ:本
ああ、堪能した。
人々の思いが連なって、歴史の必然を生み出した、みたいな? ベルリンの壁が崩壊する現場に立ち会った著者にしか描けないリアル。 小説なのでフィクションは入っているけど、前作「プラハの春」と合わせて読めば、 日本人になじみのうすい、東欧現代史の入門にも最適ではないかと。 社会主義の崩壊を描きながらも、ところどころに資本主義社会への疑問も投げかける。その著者の眼差しが真っ直ぐで気持ちいい。 ひとこと、苦言を呈するとすれば、ヒロイン・シルビアをそこまで汚さんでも、えんでないかい? にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2014 11:49:02 PM
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