テーマ:ささやかな幸せ(6738)
カテゴリ:そのほか…
気持ちが集中できないながら、預かっている校正原稿の締め切りもいよいよ迫り、焦り始めたのが昨日午後。今朝、「入稿は明日朝です」とメールがきました。げげげ!
担当の編集者に午後イチで届けます…と知らせたら、「インフルエンザで発熱中、でも原稿は読んでいます!」と返信が。幼いお子さんを抱えながら、ここでも「闘って」る人がいました…<(_ _)> 長野はかなりの冷え込み、今日は雪も結構降りました。横殴りになり、どーしよーかなーと思ったけれど、電鉄で1駅の距離。小学校の学区内。帽子被ってコート着て、例の靴履いて歩いて届けてきました。 ガソリンは満タンです。土曜日の松本からの帰りに、入れてあります。でも今はなるべく使わないでおきます。電気の節約は長野では直接お役に立てなくても、ガソリン節約ならば役立ちます。 次々立ち上がる「募金」の窓口の中で、楽天銀行からできるものと、ポイントサイトで手持ちのポイントを募金に換えられるサイトでは、すぐ手続きしました。いくつもあって、結構ポイント貯まってたところもありました~。今回は、募金額を、いつもより1桁上げなければと思っています。 A嬢との出演で、来週予定されていたうたごえの会も、長野県栄村の「震災復興支援」として予定通り行われることになりました。全国に向けては全然報道されませんが、栄村の惨状も相当なものなのです。 栄村の地震による被害は甚大!(クリックすると津南まるごとブログへ飛びます) 我々のギャランティももちろん募金します。栄村には、わたしたちも何度か伺っています。ぜひ応援したいのです。 心は、福島原発のことでずーっと重いのですが、そればかり心配していてもどうなるものでもありませんし! ーーーーー 原発については、昨日も少し書きましたが、地震の最初の時からずっと案じています。「冷却」の話が出た時点で、夫は「え? 制御できてない!?」と叫びました。それができないということは、ずらずらと並んでいるいくつもの原発すべてが、この先どうなるかわからないということ…? 全然心配してないという方もいて、逆に驚きました。 「海水投入」「ボロン(ホウ素)投入」となったときは、東電が廃炉を決めたのか…とまた暗くなりました。そうなると、東京の電気が復旧できる見通しが遠くなくなるということです。建設に1基何百億円もかかる原発を廃炉にしなくてはならないほど切迫した状況…。そして、原発は、廃炉にするのもとても大変なのです。動かし続けるのと同じくらいの管理が必要となります。だから1号機も廃炉にできず、当初10年の使用期間だったものを、耐用年数を過ぎて40年も使っていたのです。 しかも現在問題とされている3号炉は、プルサーマル燃料です。2010年10月26日より、営業運転を開始したばかり。その使用済み燃料プールの水量があぶないとするということは……!? ちょっと考えたくない事態です。 そんないろいろで、夫も「仕事が手に着かない…」ようです…。彼は、普段は「便利な夫」とか言ってますが、専門は「制御」。卒論はエネルギー関連で、日本の現状でCO2を出さず大きなエネルギーの取れる「原発必要」派でした。私は、チェルノブイリ事故後、医療協力のため設立された「日本チェルノブイリ連帯基金」の機関誌発行にかかわっていることもあり、原発の怖ろしさは、放射能被害の怖ろしさはよくよく知っていました。夫ももちろんそれもわかった上で、なお「容認派」でした、が、今回の事故でいろいろ調べて、すっかり転向しました。 人が想定しうる事故は、絶対起きるのです。さらに今回は、人が想定し得ないほどの規模の地震(想定できていれば、何万もの人命が一瞬にして失われるような事態にはならなかったはずです)。 でも、起きてしまったことはしょうがない。もう時間は元には戻せません。では、これからどうなるのか。どうすればいいのか。わかりません…。 事故が起きてすぐ、風向きの確認と線量チェックをはじめましたが、長野では計測地は1箇所(安茂里)だけです。今日から3箇所に増やされましたが。……とりあえず、東京や長野の放射線量は大丈夫ですから、パニックになることはありません。でも福島の汚染は深刻です。東電はこの先、農業保障なども抱えて、はたしてやっていけるのでしょうか…。国としても、原発施策の根本からの見直しが必要となるでしょう。 考えれば考えるほど暗~くなりそうですが、夫と2人、冗談を飛ばしながら明るくやってます。そしたら、またまた突然L2も帰ってきました。よぉし、考えてもしょうがない! 美味しい物食べてできることをするだけ!! 明日は明日の風が吹く…。その風向きが心配ですが…! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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