カテゴリ:子育て
そろそろ嗅覚障害のお話も飽きてきたので、アーユルヴェーダの『子育て』のお話でも書こうかな・・・(*^_^*) 私は今世では、子供を持つことを選択しませんでしたが、妹に子供っち(女の子)が生まれたので、妹と一緒にアーユルヴェーダ的子育て(?)を楽しんでいます。 ・・・・もちろん、私と私の妹なので『ゆるゆる・アーユルヴェーダ子育て』ですけどね・・・(*^。^*) 本などで紹介されている、『アーユルヴェーダでの子育て』はキレイにまとまり過ぎて、あこがれちゃうけれど、実際子供が生まれて今までと違う環境になり、そこにもってきてアーユルヴェーダという新しい習慣を取り入れるなんて、ふつう、余裕ないですから・・・(^_^;) ちなみに、マハリシ・アーユルヴェーダでは『新生児の産後ケア』を次の様に示しています。 ・産後6週間は母親と赤ちゃんにとって最も大切な時期です。 アーユルヴェーダではこの時期、母親の体が生まれ変わり完全な健康を手に入れるチャンスだととらえています。 母親の体全体が組織化し直されていきます。 ・すみやかに呼吸が始められるように、背中をたたいたりせず、水をスプレーで顔に少し吹きかけてあげましょう。 ・水の温度は夏は冷たく、冬は温かいほうがよいでしょう。 ・新生児をぬぐい、わずかにあたたかいごま油を少量、頭にやさしくすり込みます。ごま油を浸したガーゼで大泉門を被います。 ・初湯の前に新生児をごま油でマッサージをします。沐浴の後は、シルク、ソフトコットンのおくるみで包む。 - 2009年12月 女性のためのアーユルヴェーダ講座より - ・・・これは、すべて、「おんぎゃぁ~~」と生まれてすぐの一連のプロセスのことだと思います。 お腹の中にいた赤ちゃんは、羊水の中の湿った環境から、生まれるとバリバリに乾燥をした環境に出てくるのです。 今までとは違う環境の初体験です。 2番目からの項目は、顔、頭、皮膚に潤いを与える様になっています。 『乾燥』は【ヴァータ】を乱しますので、ごま油でオイルマッサージをしてヴァータを整えてあげると、赤ちゃんは安心して状態が安定します。 特に頭は大切に扱い、ごま油を頭にすり込んだ後、『ごま油を浸したガーゼで大泉門を被います。』とまで言われているほどです。 ヴァータが乱れると、不安になって泣いてしまったり、ミルクの飲む量も不安定になってしまう可能性があります。 また、産後のお母さんも出産という大仕事の後なので、当然『ヴァータ』が乱れている状態になります。 ちいちゃな赤ちゃんは、お母さんのオーラにすっぽりと影響されますので、出来るならお母さんと一緒にオイルマッサージをして頂いた方が、『超理想的』です(*^。^*) ・・・・絵に描いた、夢のようなアーユルヴェーダの新生児ケアの方法だわ・・・。 現実は、どんなでしょう・・・? 妹の娘ちゃんは、いま6歳。 そこそこのアーユルヴェーダの実践者に育っています。 妹は仙台の実家に帰ってのお産でしたので、子育ても生まれてすぐにはアーユルヴェーダ生活にはなりませんでした。 仙台の実家では両親が一緒で、食事はアーユルヴェーダの理想的な料理どころか、普通の食事よりも濃い味付けで、(二人とも田舎の老人だからね・・・(^_^;))妊婦の妹は『しくしく・・・』泣いていました(^_^;) 出産の時は、子宮破裂の緊急状態から持ち直して自然分娩でのお産の途中、赤ちゃんが顔から下がってきた為に、緊急帝王切開での出産というドタバタぶり・・・。 その頃、妹の夫は関東で仕事中・・・。手術の許可を妹の夫に取らなければならず、ナースステーションから携帯電話で連絡をする私・・・。 出産をする時にリラックスする為の、アーユルヴェーダ音楽もアロマも、病院に持っていったけど、ちっとも使う余裕なし・・・。 帝王切開で取り出された娘ちゃんは、『シルクやソフト・コットンに包まれて・・・』ではなく、病院のバスタオルにちゃちゃっとくるまれて、銀色の大きめのバットに入れられて手術室から運ばれてきました。 娘ちゃんは、銀色のバットにうつぶせに寝かされ、顔は横向きで右手の親指を口に入れて指しゃぶりをしていました。 妹本人は、それから遅れること30分。点滴の管につながった体で手術室から運ばれてきました。 妹親子はこんなアーユルヴェーダの理想の出産とは程遠い、アーユルヴェーダ的子育て生活のスタートを切りました。 アーユルヴェーダ子育て、つづく・・・♪ ブログランキングに登録しました。クリックお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.26 08:27:51
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