アーユルヴェーダの『子供の叱り方:女の子編』
今日は先日お話しした、『子供の叱り方:男の子編』に続き、女の子バージョンです。男の子は、ピッタという熱の質を多く持っている・・・とお話ししました。では、女の子は、どういう質を多くもつのでしょうか?女の子は、ヴァータという軽い質と、カパという重たい質という相反する質を両方持ち合わせています。ヴァータは軽い質の他に、広がりとか、動きという質も持っています。そして、カパは重たいという質の他に、素材や安定などという質も持っています。そんな女の子は、ヴァータからくる動きのある質で『過程(プロセス)』、つまり自分の立ち位置を見ます。そしてカパからくる安定した質も持っているので『結果』も求めたりします。こんな会話は、子供に限らず、誰しも思い当たることがあるのではないでしょうか?男の子「今日はさ、○○と○○をやったんだよ!!」女の子「へぇ~~。どんな風に・・・?」男の子「○○や○○のようにさ!!」女の子「ふぅ~~ん。・・・それで、どうなったの?」男の子「・・・・・・。」女の子は、『どんな風に(プロセス)』やって、『どうなった(結果)』を考えますが、男の子は、どんな風にやってもかまわず、どうなろうと気にせずに、自分が『やった』事を話します。よく言えば、男の子は自分以外の事はあまり気にせず、女の子は周りをよく気にします。アーユルヴェーダでは、男の子は叩いて良いとはいいますが、女の子は叩いてはいけません・・・と言っています。男の子は、お母さんに叩かれて、叱られても、お母さんの愛情を失うとは思わないのですが、女の子は、叩かれて、叱られることで、自分とお母さんの関係がこわれてしまうんじゃなか、愛を失ってしまうのではないか・・・と不安になってしまうそうです。では、女の子を叱る時は、どうしたら良いのでしょうか?一番は『無視』をすること・・・だそうです。無視をされることで、女の子は敏感に母親の顔色を見分けて、自分がいけないことをしている、お母さんが気に入らないことをしている・・・、と感じることができます。つまり、女の子はヴァータという質を持っている為に、『なんで怒られたか・・・』分析ができる・・・と言うのです。(男の子は、残念ながら判らないそうです。 お母さんが(無視して)怒らなくなったので、シメシメという感じでいたずらを続けてしまうそうです。 (ー_ー)!!残念・・・男の子・・・。)女の子を叱る時、お母さんは口やかましく、ガミガミ小言を言わないで、まずは、いったん『無視』をします。そして、子供がお母さんの顔色や動作で、ただならない空気を読み取って(←これがヴァータの質です)、そして自らいたずらを止めます。女の子は、男の子と違って、3倍くらい右脳と左脳の繋がりの発達が早いそうです。なので話しても、意味の分からない男の子と違い、女の子は落ち着いてから話すと理解ができるといわれています。女の子は、考えて、振り返ることができたら、語って教えてあげるのが、ベストだそうです。女の子は男の子と違って、『お母さんの愛を得ようとしています。』・・・。女の子がいらっしゃる、お母さん・・・。子供を叱る時、叩かないでね・・・♪ブログランキングに登録しました。クリックお願いします。人気ブログランキングへ