ゆるゆる★アーユルヴェーダ

先日9月11日で東日本大震災から半年があっという間に経ちました。

あらためて震災で亡くなられた方々に、心からご冥福をお祈りいたします。そして、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
1日も早い復興をお祈りしております。


あの日から、私のブログも途絶えがち・・・。

理由や言い訳はたくさんあって、（時間がなくてや、PCがいよいよ言うことを聞かなくて、文章を書いてて保存の前に再起動がかかって白紙になっちゃったとか、新しいPCのデータの移行ができてなかったとか・・・）本当にろいろ・・・。

そんなことをやっていたら、あっという間に震災から半年が過ぎていきました。
みなさまの半年は、どんな日々でしたでしょうか？


私はこの夏休みに実家がある仙台に帰ってきました・・・。震災から初めて顔を見た両親や親戚たち・・・。みなさま思っていたよりも元気で生き生きとしていて、まずはひと安心。

実家に帰るといつもごあいさつをする神社にも、翌日お散歩がてらにごあいさつ。

早朝のお参りに、思いがけず神主さんや巫女さん一斉で祝詞をあげているのに出くわして、一番後ろにひっそりとおじゃまして、一緒に祓ってもらいました(*^。^*)

きっと当日は、そうとう大地も想念も揺さぶられたことでしょうが、実家周辺はこの神社のおかげか、空気は軽く、清らかで・・・感謝です。

その後、仙台空港の裏側を車で連れて行ってもらいました。
空港に行く道々では、TVの映像ではよく目にした、田んぼの真ん中にある船や、家に突き刺さっている船があり、最初写真に収めていましたが、あまりにもたくさんあるんで、途中でやめてしまいました・・・。

津波の勢いで、ねじられて引きちぎられた木がたくさん・・・。
波の強さに耐えた防風林の松林は、遠目でもわかるくらい塩害のせいか、すべて茶色く枯れていました。
田んぼに植えられていた農作物もすべて枯れて、そのままになっています。いつもだったら、8月の宮城の田んぼは青々してるのに・・・。

そんな中・・・

・・・命を失って倒れている樹肌の小さな溝に、どこからか飛んできた植物が芽を出して、根を張り成長をしているのを見つけました。

3月11日に波にさらわれた大地は、一度枯れて、そして今また、どこからか飛んできた雑草と呼ばれる植物で一面おおわれている場所があちらこちらにありました・・・。

農作物の青々ではないですが、雑草の緑の景色に少し癒されました。

空港の業務を行う正面玄関はきれいになったのでしょうが、空港裏手のフェンスには、TVに映らないでしょう、大量な瓦礫が引っかかっており、撤去するのはいつになるのかわからない状態です。

震災直後は、裏手のフェンスのところまでたくさんの飛行機が流されてきて引っかかっていたそうです。

実家での休暇は、いつものようでありながら、いつものようではなく、みんな笑っているけれど、『もうあんな大変なことは、こりごりだわよね！！』と、またさらに明るく笑いとばすのです。

そんな、休暇を過ごした私は帰りの新幹線の中で、大きな地震に遭遇する。
電気が急に切れて、非常灯に切り替わり、ゆっくりと減速をして、アナウンスが福島で震度５の地震が発生したことを告げる。
トンネルの中だったので、子供が怖がって泣き出したりしていました。

冷房が切れて蒸し暑くなってきた車内で、『当日もきっとこんなだったんだろうなぁ～～』と思いながら、怖くて目が大きくなっているコテツに雑誌で風を送りながら、再出発を待っていました。

今回の私の夏の休暇は、『確認』をするための休暇だった様な気がします。


そして、震災から半年が経った今・・・。
私は、あらためて家庭内に少しずつ備蓄をはじめました。

地震の可能性もありますが、関東ではゲリラ豪雨と呼ばれる雨が夏前から頻繁に起こっていまして、雨も侮れないな・・・と感じているからです。

3月の震災後、物流がとまり、関東でも物が思うように買えなくなることがありました。
たいていの物が不安なく購入できるようになったのは、だいたい10日から2週間くらい経った頃だと思います。

一人暮らしと猫1匹くらい、電気とガスが止まったことを考えて、10日くらいは自分で何とかできるように考えてみよう・・・と・・・。

備蓄もいいけれど、それをストックできるスペースも必要・・・。
まずは、おかたずけからってことですかね(^_^.)

家の不用品を処分することにします。今はやりの断捨離ってことですかね(*^。^*)