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カテゴリ:本
一気に読んだ、という意味では 楽しませてくれました。
『ダ・ヴィンチ謎のメッセージ』 青井 伝著 廣済堂出版 2005年10月発行 (いつものことで、リンクしていません) でも個人的には、この本はちょっと・・・ というか、率直に言うと、かなり疑問です。 具体的には… ことの「論拠」が、この本にとって重大なテーマほど、 その論理性に欠ける… と思われること。 ふむふむと納得させてくれるような、言葉が続かず、 たくさんの「?」をかかえて、 違和感を払拭できずに、 終わりまで読むしかなかった、からです。 論理性に欠けるというその訳を、論理的に述べる作業を、 省略するのは、 まあ、フェアでないかもしれません ^_^; 勝手な感想 と思ってくださいね。 たとえば・・・ レオナルド・ダ・ヴィンチは処女懐胎によってうまれた そして、「モナ・リザ」として再来する ・・・・ ? ? ? 決して「処女懐胎」という 単語そのものに、 拒絶反応を起こしているわけではありません。 こういうテーマを扱うには、 著者の文章から、聖書へのきちんとした理解や、 文明史への、確かな見識を感じられることが、 大前提であり、 そういう、根本的な信頼感を抱けなかったという事が、 原因のような気がします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ なぁんて、批判的な感想なら 書かないほうがいいのかな。 ただ、こういう本が出されるのも、 昨今の『ダ・ヴィンチ・コード』 ブームを 物語っている のかもしれません。 そして その、根っこには、 レオナルド・ダ・ヴィンチ という巨人そのものの 存在が、もちろん大きいのでしょうけれど… 先日も書きましたが、 たしかに、謎ではあります。 それで、レオナルドさんが、 もし、実際に目の前にいたら、 決して、親しみやすい、父親タイプではないと 思われます。 そういえば、「れおなるど」などと名乗ってみたけれど、 いつかmashenkaさん が言っておられたように、 「れおのーら」 のほうが よかったかな (^^)v ~~~~~~~~~~~~~~~~ そして、この本と 直接は関係ないことですが、 文章を読むときに、 その 筆者が、 「これは 皆さん ご存知でしょうけれど…」 という、前提なのか、 それとも、 「これは 皆さん 知らないでしょう…」 という前提で書いているのか、 が、 正直に伝わってくるなあ という、まあ当然のことを、 改めて 感じさせてくれた本でした。 書いた文章を読むのが、後世の人であっても、 やはり 文はその人を 正直に語るでしょう。 これも、当然ですが… なんだか 慌しいですね~ 明日まで仕事です。 大掃除、今年中にするのかな… 年賀状、やっぱり、年が明けてからかな… インフルエンザの流行期が始まったとか・・・ 皆さま、気をつけてお過ごしくださいね。 ――――――――――――――――― 【本日の同音異義語の驚き(o^^o)】 買ってな、乾燥を、書きました ――――――――――――――――― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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