● イメージは変わる? 「アマデウス」・モーツァルト
DVDで『アマデウス』を見ました。 『アマデウス』 ディレクターズカット スペシャル・エディション出演: F・マーリー・エイブラハム, トム・ハルス 監督: ミロス・フォアマン(↓ アマゾンによる説明から、引用です)1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。「モーツァルトは殺されたのでは…」。19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂を元にしたピーター・シェーファーの戯曲を、完ぺきに映画化。第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した。ふんだんに流れる名曲群、舞台にはないミュージカル部分の追加、チェコのプラハでオールロケした美しい映像など、そのすばらしさは枚挙にいとまがない・・・・・と いうことです。 ^_^;天才と凡才の対比・・・ここでは、モーツァルトと、サリエリ…というのは、分かりやすいテーマ。サリエリという作曲家がいたことも、私は知らなかったです。(サリエリの懺悔を聞く、同時代の神父さんも また、 知らなかったようですが……)凡庸さについて、自分のなかに抱える劣等感のようなものを、刺激されるのは、 ちょっと、辛い。だれだって、グサッときたり、ドキッとしたり、そして、そういう我が姿を 隠したくなったり……するような気がする。……でも、 この映画から、そういう気持ちはくすぐられません でした。非凡なる才能をうらやむ心情は分かる、つもり。非凡なる才能を「理解する才能」が、他の人の凡庸たる才能より、少なからず優れていた、サリエリ氏なら、なおさら、そうだったでしょう。しかし、描かれたモーツァルトが、あんまり(?)おかしな人物だったので、また、自分にとって音楽という才能は、あまりに、世界が違うので、そして、天才モーツァルトに嫉妬しても仕方ない、からか…ともかく、見ている凡庸人の私が、劇中の凡庸人のサリエリ氏に 感情移入することは、できませんでした。それにしても、あの時代に、あんな仕掛けのある、華麗な舞台が繰り広げられていたのでしょうか??むしろ、映像の美しさ(+ 珍しさ)のほうに、目が奪われてしまいました。 神を信ずることと、呪うことの対比もあるのかもしれません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~もともとは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の調べものの 延長のような、DVD鑑賞でした。見たら、モーツァルト好きな人がちょっとショックを受けるかも……と 言われていました。でも、モーツァルト好きというほど、そんなに知らないし、それに、「モーツァルト好き」ではなくても、モーツァルトの音楽を 好きでない人は、むしろ珍しいでしょうから、結局、モーツァルトって、そういう面もあったのか・・・という感じです。 いや ? ?視覚の印象は大きいです。今回、刷り込まれた(?)モーツァルト像が、私の乏しいモーツァルト像のなかから、消えることがあるかしら~ これは、かなり影響が大きい。かなり大きい。ううん・・・どっち ? ? ~~~~~~~~~~~~~~~~たかが頭痛、されど頭痛・・・残念だけど、歳のせいかしら~ちょっと疲れが溜まると、熱と、頭痛が始まり、以前は、鎮痛剤を飲んで一晩寝たら、回復したけれど、近ごろ、なんだか一晩で足りず、たらたら、ごろごろと、二日がかり・・・痛いと ものが 考えられないものです。まっ いいか。治るのだから… 幸いとしましょう。(^^)v幸いなるかな !? とりあえずの健康。皆さまも、おだいじに。――――――――――――――――――【本日の同音異義語の驚き(o^^o)】DVD感傷で鑑賞的になってしまった…――――――――――――――――――