カテゴリ:●病院
今日、市立病院の紹介状を書いてくれた近所の医師に、お礼と退院の報告、私立病院の医師からあずかった手紙を渡すために行ってきた。僕の姿を一目見るなり「あなたは、こんなにスマートだったとは知らなかった!」と一言。スマートなどと言われるほどでもないので恥ずかしいが、あの浮腫んで変身した姿しか知らない人からしたら驚きの変化だろう。そういえば、入院始めの内科フロアの看護師さんたちも、退院前に挨拶に行ったら、「わあー!痩せましたねー」と驚いていた。痩せたという言葉は、今までは気にしてなかったが、言われると気分が良いものだ。それにしても、1カ月以上も食っちゃ寝生活だったので足の筋肉が弱っていて、階段を上がる時はちょっと辛い。横須賀は坂が多いので、散歩していれば自然と鍛えられるのだが、まだ水分制限があるので炎天下に散歩するのはひかえて、しばらくはホームセンターなどでウォーキング予定。
入院の目的の一つであった読書も文庫本5冊を読み終わった。買っておいたが読まなかった本や途中まで読んだ本。歴史物では白石一郎「蒙古襲来」、スリラー物は小野不由美「魔性の子」、推理物は綾辻行人「黒猫館の殺人」、そして椎名誠の「新宿熱風どかどか団」。家から持っていったそれらの文庫を読みおわった後、病院の売店で買い読んだのは今野敏「海に消えた神々」という文庫本。あともう1冊、佐々木譲「笑う警官」を買ったのだが、病室が循環器科へ移ると、毎日、不安がっている同室者の話し相手になっていたので読書する楽しみはできなくなってしまった。その代わり、いろいろな職種の人たちの話が聞けて、これも楽しい時であった。妹にそのことを話すと「お兄ちゃんは、話しやすいんだよ」という一言。初対面で話しやすい人とそうではない人がいるが、聞き役もけっこう疲れるものだ。でも、その人たちの入院の不安を少しでも軽くさせてあげたと思うので、僕でも精神ケアのお役にたったと思うんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[●病院] カテゴリの最新記事
|
|