カテゴリ:●デザイン
昨日、間違えて作ってしまった「ね」の年賀状は使えないのでブログに載せたけれど、文字をイラスト化するという古典的・基本的なデザインも良いものだなぁと思ってしまった。じゃあ「う」の場合は、どんなものかなとデザインして遊んでいたらできてしまった。テーマは、ギリシア神話にちなんで「狩人オリオンから逃げている野うさぎ」。なんか可愛い年賀状になってしまったけれど、いいんじゃないかいと第一候補。時間ギリギリまで考えて他にアイデアが出なかったらこれでいく。これでも今年の年賀状作りは例年よりも早いほうだ。昨年などは工事現場などで使う黄色と黒のロープを買ってきて、卓上用門松に巻きつけて「ハイ!寅年でござーい。おめでとうございます」と苦しいデザインをしてしまったのでした。その前の「丑年」は、もっと単純で米海軍のイージス艦カウペンスの牛の角を飾った船橋写真をアップで入れて「ほら、牛の角だよ!丑年だよー」てなものである。何を言いたいのか自分でも理解に苦しむ。その前の「子年」は、もっとも恥ずかしい年賀状でホントにこの人デザイナーなのかい?と疑われてもしかたがないものであった。その前の……と書いているとキリが無いほど、いいかげんな年賀状を作ってしまったのでした。きっと年賀状をもらった知人も、「あいつは何を言いたいのだろう?」とか「だからオチは何なんだよ?」などと、人間性まで疑われているのではないかと思っている。 だが、今回の年賀状はギリシア神話と冬の星座オリオンを知らないと「何のこっちゃ?」というミステリー物。もらった人に「ほーぅら、このデザインの意味がわかるかい?フフフ」と新年そうそう相手の知識を問い、または悩ませてあげようと思ったのでした。といってもオリオン座は有名だから、ちょっと調べればわかるデザイン。実はもっとイジワルなことも考えていた。それはミステリー小説をハガキ前面に入れようかとも考えていた。それも、ルーペが無いと読めないほどの極々小さな文字でギッシリと。地紋かと思ったら文字だった!という訳で、若い頃は視力が良くて今は老眼鏡の世話になっている友人たちには地獄のような年賀状。ルーペでイライラしながら読むと、最後に「来年につづく」と入れておいたら怒るだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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