潮風の街から

先日、外国人用に横須賀の店舗紹介チラシのデザインをやらせてもらった。外国人といっても、ヨコスカなので米海軍基地（ベース）向けのものだ。英文のデザインは、サラリーマン時代に米国のカーペット会社、独立してからのユニセフ関連のカタログ類しか手がけていないが、自分は今、デザインしてるなぁという気持ちになる。逆に和文を使う時は「意匠してるなぁ」とは思わない。デザインという言葉が日本で一般的になって、何十年経ったのでしょうね。僕のようなグラフィック・デザイナーという職種が一般的に認知されたのはいつ頃だろうと記憶を探ったら、たぶん大阪万博の時ではないかなと思う。それとも東京オリンピックの有名なポスターなどの広告からなのだろうか。どちらにしても、デザイナーという言葉が一般的になったのは「戦後だろうな」という大雑把な結論を出して、この話題はおしまい。

で、英文の販促物の仕事を久々にやったので、久々に思い出したように米軍のサイトを眺めていたら、在日米軍司令部発行のマンガが載っていた。こんなカワイイものを発行していたんですね。米軍のマンガといえば以前、原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備された年に米海軍がマンガを配布したことがあった。主人公は日系アメリカ人の若者。Ｇ.Ｗ勤務となり祖父母が住んでいる日本に来たというストーリー。今回のマンガは「わたしたちの同盟」というもので、現在は第２部まで。

■U.S. Forces Japan　　http://www.usfj.mil/