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ニコニコ生放送で絵がうまい絵師は、やはり以前から手描きのアナログ派だった人がほとんどのようだ。デジタルによるお絵描きの流行にのり、放送を始めたばかりの絵師との違いはすぐにわかる。手描きの経験値が高い絵師は曲線が柔らかくて、色付けにどこかアナログさが残っている。それに、何かの既成キャラを描いていても、その人の美意識や画風が表れている。自分にとって美しい線・色・空間がすでに身に着いているからだろう。中にはクレパスや先が丸まった色鉛筆で描いたような、暖かくほのぼのとした絵を描く人もいる。柔らかい線の擦れ具合もすばらしく、クマやアザラシ、キリンなど動物を主題に描いている。ほのぼのする絵は、観客も荒らぶらなくなるようだ。鬱憤晴らしか暇つぶしか、荒らし専門の野次馬たちもその雰囲気はわかっているらしく、静かに見学しているようだ。
今日、ペン描きしたものをスキャンしたような、または雲定規を使ったようなデリケートな線を描く絵師がいた。訊いて見ると、使用しているペイント・ソフトにそういった美しいカーブ線が描ける機能がついているらしい。その方も長い間、同人誌活動をしていたらしい。ペンタブを使ってまだ1年というが、やはり何年も手描きしていた方はデジタルになってもうまいものである。 自分が好んで見学しているのは、ほとんどは女性の絵師。女性の方がうまい人が多い。さらに既婚者だと、絵全体から優しさが感じられて見ていて心が和む。男性絵師はうまい下手がはっきりしているようだ。でも、アニメやゲームの美少女キャラが多くて、今時の男はナンなんだろうなと思う事も。きっと絵のうまい男性の絵師は放送などしないで、黙々と描いているのだと信じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 9, 2011 11:10:42 PM
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