カテゴリ:●デザイン
ニコ生放送で絵師と呼ばれている人たちが描いているのは、ほとんどが版権物のキャラ。せっかく時間をかけて描いているのだからオリジナル・キャラを描けば良いと思う。なんか時間がもったいないと思うのだ。自分の場合は、ストーリーマンガを描いていたからオリジナル・キャラしか描かない。今思うと、マンガに対する思いがニコ生放送の絵師とは違っていたようだ。自分にとってマンガというのは、自分の考えや意見をぶつける場だったが、そこまでの激しい主張はないのかもしれない。 ニコ生放送で、最近毎晩見に行く女性の絵師がいる。僕がヘタリアを知るきっかけとなった絵師で、繊細な線とデリケートな色彩の素敵な絵を描いている。僕が見た同人系の絵師の中では一番うまい。色彩センスも良く、作業工程も下描き、トレス、着色と3段階に分けていて効率的で妥協がない。下描きではサイというソフトを使い、トレスはコミックスタジオ。次の着色はイラストスタジオと各ソフトの強みを生かして切り替えている。最後はフォトショップで仕上げにかかるのだが、完成品は実に素晴らしい。彼女の放送中は、高校生などの若い絵師たちも見学しているほど。でも問題が一つあって、彼女の放送は夜中だということ。夜11時頃から始まり、終わるのは翌朝の4時なんてこともある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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