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Jun 24, 2005
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カテゴリ:メンタル
「登校拒否」”school refusal” 2 より -1970年代の頃-

冬休みは塾通い。
深夜帰宅の父は、私にだけこっそりケーキを買ってくる。

正直、成績は偏差値Dランクであったので、高望みをせず、「受かりそうな学校」を選んだ。
午前中は、「妹の家庭教師(次年時の内容が理解できる頭)」と自宅で勉強。
午後は、決まって図書館に行く。
顔見知りがいることと、閉館後に、クラスの友人がたむろしはじめ、塾までの道のりが面白かった。

図書館にはIやMというクラスの秀才が揃っている。
閉館後の階段下には、OやY達が集まっている。

Mが私に、「どこを受験するの?」と訊ねてくる。
「Oだよ」
「なんだ。高校もいっしょかと思ったのになー。」
行きたいよ。でも、行けるわけないでしょ。M君が受験する高校は!
「Tは?」
「うん、まだ迷っているんじゃないか」

そうそう、Tとは、電話で話しているが、塾は別で、図書館にも来なかった。
塾は、あの「脳内出血で入院」していたSが加わった。
とにかく冬休みも、クラスの友人と、ひっきりなしに会う機会があったわけだ。

始業式の前日、Tから電話がはいる。
旅行に行っていたらしく、おみやげがあるらしい。
だから、朝、こっそり渡すからねと言っていた。

始業式。
Tは欠席した。
Tの“登校拒否”のはじまりだった。





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Last updated  Jun 24, 2005 08:15:42 PM
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