常にプロ意識をもて
仕事をする上で、プロ意識が無いと進歩向上はしない。建築現場で、しばしば起こることだが、家具や建具の取り付けで、納まらない事がある。多くの場合、設計が悪いのだが、図面を書く人が、偉いことになっている。僕は、図面が読めるから、その事を指摘する。人生でも、仕事でも、設計図がうまく書けなければ、良いものは出来ないだろう。映像化できないものは、思い描いても実現できないものでもある。プロ意識とは、自分の能力を確信して行動する事である。また、総合力を兼ね備えたリーダーシップでもある。如何なる環境にいても、その環境を自分に合ったものに変えて行く強靭な意志力でもある。総合力とは、経営力でもある。進化と創造は、変化してゆく事でもある。業種変換や業態変換を行う事は、変化であり進化と創造の繰り返しなのである。企業が潰れても、その業界は残るのである。そこに残る企業は、進歩と発展を続けている事が分かるだろう。こんなことを思い出しました。特許局の局員が退職する時に、『これだけ、多くの特許がでたのだから今後、大きな特許は出ないだろうと』とコメントを残したそうだが、それから、何年もの間に、彼が勤めていたときの、何倍もの、特許が提出され認可されてきた。これは、常にプロ意識を持っている、人達がいるという事と進化と創造が繰り返されている証でもある。自分が置かれている環境をチャンスと考えれば、アイデアは無限に生まれてくることだろう。