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迷探偵「明智大五郎」のファイル

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Jul 29, 2006
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涙の河の岸辺に、この華は咲いている
実は、今、この題名の作品を創っているのだが、なかなか思うように創れない。

ところで、
僕は、テレビは殆ど見ないのだが、『純情きらリ』がとても気に入っている。
芸術と生活を天秤にかけたならば、果たしてどちらに価値があるのだろうか?

僕は、芸術は永遠の命を付与されているものと信じている。
・・・かといって生活を蔑ろにすることは出来ない。

このドラマの中では、その葛藤の中でもがき苦しむ夫婦が出てくる。
それが、僕には非常に興味があるのだ。

旦那の生み出す芸術が絶対の価値をもつと信じたい妻と、生活苦の中で家族を支える為に鋳物工場で働く旦那・・・
旦那には、絵だけのことを考えていてほしいと願う妻と、働くことに喜びと価値を見出し始めた旦那。
旦那の生み出す作品は、抽象芸術か、はたまたシュールレアリスムなのか・・・?
兎に角、時局にはそぐわない作品であることは間違いない。

その互いの心の葛藤が、見ていて他人事とは思えないのだ。
貧乏は、人々の心を刺々しいものに変える。
もし、戦争がなければ、この夫婦は絵も売れて幸せな暮らしを得ることが出来たのだろうか?

それは、難しいような気がする。

芸術とは、もともと金にならないものなのだ。
もし、生存中に金を稼いでいる芸術家がいたとすれば、それは・・・・どうも怪しい。
芸術作品と職人芸とは、全く異質なものなのである。
それを見破らないと、似非芸術家を先生と呼んだりする過ちを犯す。

まあ、このドラマの結末はどうなるかは分らないのだが、安易にハッピーエンドで終らせて欲しくないものだ。

■最新幻想作品■

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Last updated  Jul 29, 2006 08:43:35 PM
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