カテゴリ:読んだ本
中部国際空港で帰りの便に乗る前に ふと買ってみた本。
ひろさちや という著者の名前も どんな本を多く書かれてるのかも知っていながら その著書は一度もまだ読んでなかった。
で、読んでみて思ったこと。
私は40歳過ぎてこうして読むから たぶん どこもひっかかりなく読めたんだと思う。 これ、20代や30代のときに読んでたら あまり共感しなかったと思う。 それどころか 反発心すら湧いてるかも。
「なんでもいい」とか「ほっとけ」とか 「がんばらない」とか 「これが宗教の教えなのか?・・」と 一瞬 思えるフレーズだけど これが禅の教えであり禅が宗教だというのなら これらは立派な『み言葉』だと言える。
《宗教》と《日常》を自分の中でひとつにしようとするとき どちらにも媚びずに公正に ただ真理に近づこうと歩んでいくと それは「禅」の道につながっている。。 と私はこの本を読んでから自分の経験をそれに重ねて こう解釈してみた。
それから『世間のものさし』『道徳』『常識』などを 牽制するスタンスをどれだけ採ってみたとしても なかなかそれから脱却するのは難しいのだ、と感じた。
「私はもうそんなものにとらわれてないわ」と思うのが そもそも脱却してない証拠なのだから。。(笑)
「禅」の世界が少し垣間見れて この本は 今の私には面白かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月10日 17時21分59秒
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