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らいふ いん こりあ 2

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2010年05月15日
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カテゴリ:我が家あれこれ

 

 DSCF5968.jpg

子犬が保護されている可能性に気づくや否や

私は「保健所」だろうか。。と思ったのだ。

あとは遺失物の届出(首輪をつけた飼い犬だから)ということで

「警察」とか。。。

 

まずは保健所に連絡しようにも番号がわからないので

いったん家に帰って調べようかと考えた、が

もし愛犬家の立場でよその迷い犬を保護したら

彼らはその犬を果たして保健所なんかに送るだろうか。。??

 

韓国の事情はよくわからないが

日本じゃ数日で殺されてしまうとか言うのだから

韓国では数日どころか明日あさってかも。。?

 

保健所だとしたらすぐに飼い主がいて

その犬を捜していることを伝えなければ。。

 

保健所のインターネットのサイトに

《今日の迷子犬》というコーナーでもあるかしらん。。と思い

とりあえずインターネットでコンタクトをとろうと考えたのだが

家に戻って部屋に篭った状況で子犬が捜せるとは

どうしても思えなかった。

 

情報はやっぱりこの街のどこかから。。というのが私の直感だったから

家に戻っても何もないような気がして

歩いてきた道を家には引き返さず

そのまま歩き続けた。

 

「韓国では保健所や警察のほかに子犬の保護先ってあるかなぁ」と

アッパにケータイで聞いてみると「よくわからない」と言うので

じゃあこういうことは動物愛護団体とか動物病院とか

そういう機関とコンタクトをとるべきかな。。と思った矢先

そうだ、目の前 数十メートルさきに動物病院があったではないか。

 

動物病院ならとにかく何らかの情報があるだろう。

韓国の場合は保護した犬を普通どこに連れて行くとか、

インターネット上に迷い犬専用サイトがあるかとか、

そういうことを聞いてみようと思い

私はその病院の扉を開けて中に入っていった。

 

「あのう、、実は子犬がいなくなりまして。。」

 

若い看護婦さんと白衣の男性獣医師がふたり

唐突な来客におしゃべりを中断して

真剣な顔つきになってこちらを見つめてきた。

 

「逃げたのは、今日午前中なんですけど。。」

 

「(間髪いれず真剣な顔で)どんな犬?」

 

「ええと、プンサンケの雑種で~耳が垂れてて~

 あ、写真ありますけど」 

 

こんなこともあろうかと

出掛けにばっちりケータイに収めておいた写真を

内心得意な気持ちで取り出そうとするのだが(笑)

少し手間取った、、(汗)

 

でもそのあいだにも、この病院のふたりは

なんか緊張した面持ちというのか

固唾を呑んで写真を待ってる。。という感じがあった。

 

で、やっと出てきたその写真を獣医師に見せたとたん

 

「あ!やっぱりこの犬だ!! おおっっ!!」

 

とびっくりしながらも顔をほころばせた。

 

「この犬は保護されてるんだ、ウチの顧客がココに連れてきた。

ほら、連絡先を残して そのあと自宅に連れ帰っているよ」

 

と、その人の連絡先が書かれた黄色いポストイットを

デスクの脇のあたりからひょいと剥がして私に見せた。

 

「いやぁ、よくココがわかったね、でも来るんじゃないかと思ってた」

 

とその獣医師に言われ、

 

「えー? これはドラマか?」と言いたくなるくらい 

絵に描いたような展開で わけわかんないんだわ~~クール

私はそのとき足が地面から数センチ浮いていたかもしれない。(笑)

 

こちらもびっくりしてただ「カムサハムニダ」しか言えない。

いやほんと 何でココにこんな最短距離で来れたのか

わけわかんないし。。。

 

まあでも 話はすすめないと。。スマイル

 

で、その犬の飼い主は私ではないという旨を説明し

子犬を引き取る件については

大家さんとその保護してくださってる方との間で

話し合ってもらわねば。。ということを伝えた。

 

そしてうちのアッパには子犬が見つかったことを

その場で電話してすぐに伝え、大家さんに連絡を入れるのは

アッパが担当することになった。

 

これでひとまず一件落着。

ということのはずだったんだけど

まあちょっとこの後 その動物病院が双方の仲介をしてたがゆえに

少しゴタゴタありましてね。。。しょんぼり

 

でもこの日の翌日

大家さんが地方から戻ってきて

無事に子犬を連れて帰ってきた。

 

子犬の逃げた理由は

誰かがいたずらで子犬を逃がしたのではなさそうだ。

 

もともと力の強いプンサンケの血を引くこの犬を

キーホルダーの付属品のようなちゃちな金具のついた

超小型犬用の鎖でつないでいたのだから

いつかこの犬が鎖をぎゅうぎゅうと首で引っ張って

自分で金具を壊してしまうことは予測できたことなのかも。

 

この一件で子犬にはもっと頑丈な首輪と鎖が与えられた。

大家さん夫婦もはじめての飼い犬なのらしい。

いろんなわからないことがあるのだと思う。

しかし「散歩はつれて行ってね~」と私は言いたいのだが。。クール

(そと犬は必要ないと思ってる韓国人、ほんと多い)

 

今回子犬捜しに自分がたどった思考の軌跡が

ビミョーに神懸かりチックだと思うのは 単なる自意識過剰?

 

 そして子犬の居場所を 自分の足で歩いて突き止めて

しかもあちこち迷わずほぼ最短距離を歩いてる。

 

保護してくれてた人の住所をみると近所のアパート住人だったし

仲介したのも近所の動物病院だったこともあり

たとえ私がその日のうちに子犬を捜せなかったとしても

そのうち『迷い犬預かってます』の張り紙が街に貼られて

遅かれ早かれ子犬は見つかったのかもしれないけど。

 

でもね、

あれは自分が勝手に捜してると言う感じではなかったの。 

とくに「ああ霊視ができたら」と真剣に思ったあの瞬間からは

なんか憑いたんかも。。大笑い

ってのは冗談で。

 

 

念ずれば通ず、すべてはこれ。スマイル






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Last updated  2010年05月30日 02時32分43秒
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