夫婦きり、二日目。
さて、夫婦だけの生活になって2日目。 長女を出産するまでのあいだはこんなふうにひとり夕方主人の帰りを待っていたんだったっけ、と昔のことを思い出す。。。 今日もメイクアップマスターコースが終わって会社を出たとき「ああ、私は自由。。。さてこれからなにしよう」とむしろ自分の身をもてあます気分になった。 一緒にいたMさんが「この近くで仕事してる知人の車に便乗して帰ろう」と言うのでその方の現場に訪ねていって仕事が引けると一緒に彼の車でイルサンに戻ってきた。 子供がいないってこんな感覚だったかなぁ~時間の束縛は受けないし予定外の遠回りもへっちゃらで。 さて、家に着いてドアの前に立ったが当然開けてくれるものは誰もいない。 鍵を回してひとりで玄関に入れば午前中のオンドルの温かみがまだこもってるほんわりとした淡い闇が居間いっぱいに広がっていた。 何から始めるともなくPCの電源を入れこうして日記をつづっていると窓の外で遠くから何かを叫ぶ誰かの声が末娘の「オンマー」という声に聞こえてくる。 少しPC作業に没頭しかかりふと時計を見るとすでに7時を過ぎ「あ、夕飯の支度、早く食べさせなくちゃ」と椅子を立ったが、あ、そういや子供はいなかった。 主人も昨日すっかりがらんとしてしまった居間で同じことを言っていた。「いないはずの子供たちの声が聞こえる」と。 普段あんまりギャーギャーうるさいのでいなくなっても耳鳴りのように今でも聞こえてくるのだ。 彼はもう初日からギブアップ。「ああさみしい、子供と話したい」と。電話をかけて少し話をして落ち着いたようだ。 最近とくに思春期の長女や次女とは意見が会わずいつも説教して口論ばかりしてたくせに、だね。 夫婦きりの生活、二日目。しんと静まり返った我が家でふたりなんだか張り合いがなくって、どうもしっくり来ませんね。 そこでMさんの提案「深夜映画にでもふたりで行ったら?」というんだけど。 こういうのって、やっぱり大事ですよね?さっそくこの週末に行ってこようかしらん。。