テーマ:韓国!(17286)
カテゴリ:韓国みどころ
キムジャンしてきました~~ ・・・といってもシオモ二のお仕事場兼住居に行って 3時間くらい手伝ってきただけだけど。
そこはとっても不思議な場所なの。 ディープな韓国そのもの。 自分の家族がそこに関係してなかったならば どういうツテでもってもそんなところに 出入りはできまい。。。というような場所。 東大門市場近辺のとあるオンボロ雑居ビルなんだけど。
いつも思うことがある。 あの東大門市場の反物運んでるバイクの若い男たちが 道に所狭しとバイクを停めて うじゃうじゃたむろってる光景は まさしく韓国だなぁと。 あれこそディープコリアだわ。。。
現代の光景じゃないみたい。 何十年前も前の光景じゃないかって思う。 きっと昔とぜんぜん変わってないんだと思う。
ウチの家族はこの東大門市場に 昔からすごく深いかかわりがあって 自営業するのにいつもこの近辺に仕事場を構える。 根っからのお商売系なので ここらの空気が肌に馴染むんだろう。
ここらの人々もちょっとディープな人が多い。 お互いへんな遠慮はまったくしないし 他人の家も《勝手知ったる我が家》
うちのシオモニの狭くてボロい二間しかない仕事場に ただでご飯食べにやってきて思いっきりおしゃべりして 後は帰っていくという遊び人のハルモニたち。 話には聞いてたけどやはりその勢いがすごい。 どんどん次から次へとやってきては出ていて いろんな話題が部屋中に絶えず花咲いて。。。
シオモニのお仕事はおもに夕方からはじまる。 この部屋で《テーブルを囲んで過ごす人々》に ご飯を作る、コーヒーなどを出す、 必要なものを揃えてあげる、というようなこと。 それで報酬をいただく。
でもシオモニはごく普通の人。 ただいつもじっとしてない人で 絶えず家族とは離れて 誰か別の他人と一つ屋根の下で暮らしてる人。
このおんぼろ雑居ビルはなんとなく まわりの近代的な発展にひとり背を向けて それを拒んでいるようにも見える。
東大門市場周辺も今では 見上げれば近代的な高層ファッションビルが立ち並ぶが その足元では 今日もにぃちゃんたちのバイクが 反物を乗せてぶんぶんと通りを飛びかう。
ふと目線を落とせば いまだに昔と変わらない人情をもった人々が 昔と変わらない生活を続けている、 ここ、東大門市場周辺というのは そんなところなのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月17日 22時59分33秒
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