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2015/03/17
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カテゴリ:travel

ただいま国立新美術館@六本木で開催中なのは「ルーヴル美術館展」

   

フェルメールの天文学者(左)が日本に来てます!
地理学者(右)と比べると色彩がボヤけてるというか
布地や背景も地理学者の方が書き込まれてるかな。



2015.03.17_frankfult.JPG

地理学者はドイツ・フランクフルトのシュテーデル美術館所蔵。
両シリーズを並べて鑑賞できたら良いのになぁ。



2015.02.15_Paris1.JPG

フェルメールが日本に来るっていうと大騒ぎだけど
ルーヴルではモナリザやミロのヴィーナスがある宮殿とは
遠く離れた所に展示されていて、団体客は来ないから
フェルメールを一人占めできるどころか、両隣3部屋含め
誰もいない状態で、ゆーったり鑑賞できます♪

とはいえ、フェルメールを呼びこんだ国立新美術館、Good Job!





パリのクリュニー美術館も改装だからって、至宝「貴婦人と一角獣」の
タピスリーを6枚セットで日本に持ってくるなんて本当にビックリ。
フランス国外持出しが初めて、しかーも洗浄後の初公開が日本だったんですよ!





4年くらい前のオルセー美術館展は、大改装を契機とした貸出で
サンフランシスコ・オーストラリア・東京の巡回展示。
本家がクローズ中は有名な絵が一斉貸出するから質が違うっ!
この巡回展をよくぞ呼んでくれた!って感激のセレクトでした♪



そして、いま楽しみにしてる企画。



ミュシャは、アール・ヌーヴォー風の綺麗な女性の絵が多い。
出身は現在のチェコ。プラハの春が起こった時代を生きた人なのに
パリで活躍してると実感が無いのかな?この人の絵はなんでこんなに
明るくて綺麗なのか不思議でした。でも、それは私の誤解。

一昨年の展覧会で戦争を彷彿させる暗い絵もあってイメージ変わりました。
お馴染みの綺麗な絵よりずっとずっと心に飛び込んでくる迫力。

「スラヴ叙事詩」という祖国をモチーフにした連作も映像で紹介されてました。

これも門外不出の至宝。なのに国立新美術館での公開が計画されてる!
議会の承認が必要とかまだクリアしないハードルもあるようですが
これが実現したら本当にすごい!計画があるってだけで泣ける。



100.jpg

黒川紀章設計の建物も好きです。

六本木再開発計画で美術館建設予定を知った時は
バブル崩壊後だったし、所蔵品を集めるのも大変そうだし
いまさら美術館作っても…なんて思ったのに
こんな贅沢な展覧会が続いてまぢ感激です。



2015.03.17_midtown.JPG

ミッドタウンにはサモトラケのニケ(複製)が展示されてます。
ルーヴルの大階段の頂点で今にも飛び立ちそうな本家の展示に対して
竹をバッグにしてるのが日本らしいというかシュールだわ。






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Last updated  2015/03/17 09:27:26 PM


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