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テーマ:結婚(623)
カテゴリ:夫婦のこと
今日は、私達夫婦の、
11回目の結婚記念日であった。 だが、それ以上、何も書くことがないというくらいに、 今日は何もお祝いらしいことができなかった。 今日は午後から夫が、 来月末に公演予定の、オペラのリハーサルがあるので、 私はまたもや、夫不在の週末を過ごすつもりでいたが、 今日のお昼頃に、そのオペラの関係者から電話があり、 「今日のリハーサルの、伴奏ピアニストが居ないので、 君の妻を連れて来て欲しい。」 と言われた。 そ、そ、そ、そんなムチャな…!? あと3時間ほどで始まるリハーサルの、 それも弾いたこともないオペラの全幕を、 練習なしで弾けって言うんですかい??? ところが、それが出来るということで、 実はちょっと名前が通っている私。(←自慢入ってます!) こういう仕事の話は燃えますねぇ~~~。 「えーっ!?」とか驚きながら、すぐさま引き受ける。 突然のことだったので、 子供達を預けることもできず、 って、どっちみち預けられないけど、 子連れで行くということを条件にして、 家族四人揃って、リハーサルへと出かけました。 今日は、関係者の個人宅で行なわれたリハーサルだったので、 あまり広くもない部屋に閉じ込められ、 おやつでつられながら、 3時間半もの練習に付き合わされた子供達。 私はピアノに縛り付けられっぱなしになるので、 関係者の人達で、交代で子供達を見る。 こういう時は、比較的お利口に待っていてくれるが、 それでもまだ2歳の息子がジッとしているわけはなく、 途中でピアノを触りに来たり、 私に抱っこしろと来たり、 家の中をウロウロ歩き回ったりしていたが、 こういう事には、感心するほど寛大な人達なので、 安心して連れて行ける。 そんな状態の中で練習しているとはいえ、 今回、夫が共演する人達は、 ナポリの国立歌劇場の歌手達なので、 久々のプロフェッショナルな雰囲気の中に混じって、 私も腕が鳴る鳴る~~~。 本日のみ、ピンチヒッターとして、 呼ばれたのかと思っていたら、 有無を言わさず、本番の契約もさせられ、 ギャラの交渉までさせられた。 そ、そ、そ、そんなつもりじゃ…。 という感じだったけど、 私も久々の大きな仕事なので、 小心者なのでビビリながらも、 実はやる気満々であるけれど…。 そんなわけで、今日は結婚記念日なんて、 あったもんじゃなかったけど、 それなりに楽しく過ごせた一日でした。 今晩、日本から義兄が我が家にやって来る予定。 明日のお昼に食事をご馳走してくれるというので、 そこでちゃっかり、 結婚記念日のお祝いもしてもらおっかなぁ~ なんて、どこまでも図々しい私。 ウフフ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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