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カテゴリ:家族のこと
実は我が家には、あともう一名「珍」なメンバーがいる。
「えーっ!?旦那さんのことじゃなくて~!?」 と思った方、 いくらなんでも失礼ですよ! 実はその珍メンバーとはズバリ、「金魚」である。 ちなみにこの金魚は、一昨年の9月に、 娘が近所のお友達のフェスタで、 お土産にもらって帰って来たものなのだ。 間もなく2年になろうかという寿命の長さ。 すごくないですか!? 今までにも何度か金魚を飼ったことがあるが、 せいぜい長くても1,2か月ほどの寿命だったので、 今回の金魚はそれを遥かに上回る長寿ぶりである。 そしてその生命力の強さと言ったら、 今までにキャンプやら何やらで一週間や10日という単位で、 家を不在にした際にも、 一人(一匹)でしっかり留守を守り、 この春のナポリからミラノへの、 800キロの大移動の際にも、 途中でフィレンツェで一泊したにも関わらず、 小さなタッパーに密閉された状態で、 車の中でひたすら息を潜めて生息していた。 「シンプルが一番!」と自分勝手に解釈している我が家らしく、 水槽の中には何も入っておらず、 水もヘタすりゃ、目を凝らして見ないと、 金魚が居るか居ないかわからないほどに濁る時もあるのに、 そんな中でもひたすら生きている。 勿論、大きく、大きく、大きく、 成長もしているのである。 そんな我が家の珍メンバーは、 今回の私達が里帰りしている間は、 もちろん夫と共に留守を預かっていてくれ、 7月末から夫が音楽祭に向けて出発する際には、 アパートの管理人さんが快く預かってくれたらしい。 そしてその管理人さんも8月に入ってバカンスに行ったらしく、 その間は管理人さんの友人宅に、ちゃんと預けて行ってくれた。 そしてその珍メンバーが今日、 管理人さんの手によって、 無事に我が家にお帰りになった。 また一段と大きくなったような気がするが、 その預かっていてくれた管理人さんのご友人が、 何やら気を利かせて、新しい水槽に買い替えてくれたのだが、 その水槽がえらく小さな物になっていたから、 そのせいで余計に大きく見えたのかも知れない。 どなたかがバカンスで拾って来てくれたのか、 美しい貝殻を入れてもらったりして、 ちょっと洒落た金魚になっていた。 そして知らない間に「フィリッポ」と命名されていた。 おかえりフィリッポ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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