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テーマ:★今日のハイライト★(570)
カテゴリ:自分のこと
日曜日にはほぼ毎週、教会のミサへ行く。
ミラノに来て、色々な事に驚いた私だが、 中でも一番と言っても良いほど驚いたのは、 日本語でミサが行われる教会があるということ。 神父さんはイタリア人なのだけど、 日本は鹿児島で長年、勉強し働いた人なので、 日本語はペラペラである。 ミラノ一番の観光名所、 「ドゥオーモ」の真裏にある教会なので、 交通の便も悪くなく、 8月にミラノに戻って来てから、 ずっとそちらに通うようになった。 日本語で話を聞けるということで、 子供達も喜んで一緒に行っている。 神父はイタリア語でPRETEと言うけれど、 そこは日本語で「神父さん」と呼ばせてもらっている。 だが何故か娘は「シンプソン」と呼ぶ。 そして息子は「神様」と呼ぶ。 それぞれ微妙に発音と意味合いがズレておりまする。 さて今日のタイトルですが、 そんなミサの後は、夫に何か予定が入らない限り、 日曜日は一週間に一度だけの貴重な家族の時間なので、 よく散歩に出かけたりしています。 今日も街の中心にある、一番大きな公園で、 生きた蝶に触れる展覧会みたいな所に入ったら、 その中でバッタリと、大学時代の友人に会いました。 元々は夫とその友人の方が先に知っていたのだけど、 学年は私と同級生でした。 大学を卒業してすぐに、イタリアへと旅立って行った、 同級生の中では一番にイタリア入りした友人でした。 私達は彼女がミラノに居る事を、 彼女は私達がナポリに居た事を、 お互い噂で知っていたものの、 連絡の取りようもなく、今まで会うことがありませんでした。 約15年ぶりの再会でしたが、 彼女も二人の女の子のママになっていました。 でも会えば、学生時代のノリが甦り、 しばらく公園で子供たちを遊ばせながら、 お喋りに花を咲かせました。 お互いの家もそんなに遠くはないので、 これからお互い、行き来することができそうです。 ミラノに来て、まだ一人も日本人のママ友が居なかったので、 とっても嬉しい気持ちでした。 散々、「入場料が高い!」と、 文句を言って入った展覧会だったけど、 入って良かったと思った、現金な私です。 楽しい一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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