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2005.07.09
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カテゴリ:漫画とオレ
前回の続きです。ちなみに今日の画像は最新刊である39巻の表紙


前回:偶然古本屋で出会ってから虜になってしまった「龍~RON~」は熱血剣道青春マンガだと思っていたら・・・


ネタバレになちゃってすまんのですが熱血剣道マンガじゃなかったのですよ!たしかに前半はそうだったのですが龍が使用人のていと大恋愛の末そのまま学校を辞めて乞食になちゃって、その後もろもろあって青年実業家一直線、一気に青年マンガっぽくなっていったのでした。もちろん周りのメンバーも総入れ替えなのに新たなキャラクターがまたいい味だしてるのですよ。

こういう手法は全く未経験というわけではないのですが、

例えばドカベン

最初に柔道やってその後本題の野球に入るって感じだとかで

でもドカベンと違うのはドカベンは明らかに野球をするということを前提にしてってイメージがあって柔道をしていることに何か違和感があってその後野球をすることになるのですが、こちらは村上もとか先生の前作である六三四の剣とかで龍は剣道をする事に全く違和感がない、それなのに青年実業家への道に進んでいってやっぱり違和感がない、これをすごいなと感じました。

せっかく「龍」をとりあげるということで自分でも少し調べました。
村上もとか先生はそれまでずっと少年誌で書いていて、「龍」が青年誌初挑戦ということでした。自分の画風は少年誌では合わないのではないかと違和感を感じていてそれなら最後に思いっきり少年誌らしい作品を作ってみようと始めたのが六三四の剣だったそうです。

六三四の剣は剣道漫画、これでピンと来たのですが「龍」の前半はそれまでの氏の少年漫画の総決算であり、それを早いうちに切り上げるということはまた決別を意味するのではないだろうかと。
村上先生は「龍」を通じて自分自身の境遇を表現したかったのではないでしょうか?
だから龍の少年実業家としての青年誌らしい旅立ちこそが本当のスタートなのだからこれに違和感を感じるわけがないのだと思います。
とんでもないことにこのキャラクター総入れ替えはこの一度だけではないのですがそれについては今回は割愛。


話は変わりますが「龍」にはもう一人主人公がいます。それは龍の恋人であり後に妻となる田鶴ていです。彼女は龍と駆け落ちした後映画の撮影所にある食堂で働きはじめます。ひょんな事から映画に出演することになってその後スターへの道を駆け上がっていくことになるのです。
龍とてい、二つの物語が平行して進みそれが螺旋状に絡み合うことで話に深みが増しているのもこの作品の虜になった理由の一つです。


現在は話も終盤、広げた風呂敷をしまいにかかる段階に入っており、ボクの気持ちもかつてのような熱狂的酔狂状態ではありません。
しかしこの作品に出会えたことはとても幸せだと思っており、無事に連載が終了する事を心より願っています。




今回の日記を書くにあたって参考にさせてもらったサイトをご紹介します。村上もとか先生のインタビューなどもあるので興味がある方は読んでみてください。
日本漫画学園ウェブサイト
ちなみに先生のインタビューはコンテンツの漫画情報→漫画家インタビュー→過去の訪問リスト→2001~2003で読む事が出来ます。








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最終更新日  2005.07.10 01:21:35
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