お初の北海道(その3)
決まった予定がない最終日。帰りの飛行機の時間までフリー。 レンタサイクルで札幌市内を散策することにしました。 「羊ヶ丘展望台」地図で見ると、直線距離で5~6kmくらい。 道が今一分からないけど、自転車で行けない距離ではないと信じ、行ってみることに…。 お久しぶりのママチャリ。ネットでクロスバイクのレンタサイクルを探したけど、なかったの。 とりあえず乗ってみたら、信じられない程サドルを低くしてあって、三輪車のような漕ぎ心地。 疲れてしまうので、足を延ばしてペダルに着くくらいに、無理やりサドルを調整しました。 通りがかりの人に何度も道を聞きながらの行程でしたが、皆、一様に 「え?自転車で行くんですか?」と怪訝な顔をするんでした。 行程の半分くらいまで来たと思う地点でも、「え~?遠いですよ」と言われましたです。 なぜ? 私は変な試みをしているんでしょうか?それとも、とんでもなく目測を誤っているのか、 少々不安に…。 それにしても「羊ヶ丘」っていうくらいだから、高台だろうと思うのですが、行けども行けども、 少しも“山”的なものが見えて来ないんでした。 札幌ドームから続く並木道 やがて札幌ドームが見えて来ました。急に大勢の人々が歩いていて、大勢の交通整理の人が 立っていました。 何事かと思い、交通整理の人に聞いたところ、「ファイターズ戦があるから」だそう。 横浜スタジアムは通勤経路ですが、こんな大勢の交通整理の人がいるのは見たことがないです。 札幌ドームの角を曲がると、羊ヶ丘展望台まで一直線の、延々と続く並木道。 休日なのに、歩いている人影は全然なしでした。 途中ペダルが重く感じて、少々休憩。やはりママチャリは重いのかも。 タラタラ1時間半余りかけて羊ヶ丘展望台に到着。 クラーク博士像 Boys, be ambitious とあります 羊ヶ丘展望台は「クラーク博士」の像がシンボル。 ここでは同じポーズで記念写真を撮るのがお決まりのようです(笑)。 前を通ってきた札幌ドームの姿も見えます。 敷地に入ってからしか坂道を上った自覚がないのに、丘の上にいるのが不思議。 名前だけでなく、羊もちゃんといました ラベンダー畑 どこかから香りがするので探したら、やっぱりありました 羊を眺めながらお昼を食べて、ちょっと散策してから帰路に。 そして気づいたことは、行きはずっと登り坂だったということ。しかも駅からずっと。 あまりに緩すぎて気づきませんでした。 ペダルが重いのは、ママチャリのせいだけではなかったんですね。帰り道は45分でした。 後で、ネットで距離を確かめると、片道11km余り。想定よりちょっと遠かったかな。 でも自転車で廻ると、その街を自分に取り込めた感じがするんでした。 札幌や富良野の道端で見かけたお花 レースフラワーそっくりだけど、手の平より大きいの