ゆめが丘へ行こう

コンビニで仕事してると顔なじみのお客さんが

いっぱいできてくる。

冗談言ったり励ましてくれたり励まされたり・・・。

たまに飲み物のプレゼントとかもしてくれる♪

「がんばっとるね～なんか好きなのもってきー！」と。

冷たいコーヒーは今の時期すごくありがたい・・・ｗ

冬にはホットをもらったり。

たばこの銘柄を覚えてあげておくようにすると

いつものね！で通用するようになる。

いらっしゃいませ～って言った次に出てくる言葉に

「いつものでいい～？」といった具合ｂ

もうそうなると敬語はあんまりいらなくなる。

お客さんは笑顔で「よー覚えたねー（よく覚えたねー）」

とか答えてくれる。

節度は必要だけどね＾＾

あくまで店員とお客さんだから。

お客さん一人一人、とくに常連さんは

「ツーカー」になれるのだ。

とりわけ美人でもスタイルいいわけでもない私にとって（苦笑）

こういう小さい気遣いでお客さんの心をつかんで

こういう会話をすることが仕事上での私にとっての日々の充足感かもしれない。

当然そうなってくると

混んでいない時間は身の上話もされることも多い。

私が勤めるコンビニは年齢層が３０代～とけっこう高い。

そんななか

今のコンビニに移って１年たつが

１年前からいつも寄ってくれてた高校生がいた。

今年卒業したんだけど、女の子でとても素直な子。

話せば話してくれるし今日もきたーｗって笑顔で言ってくれる子だったんだけど

せちがない世の中、就職も決まらず、ゆっくり考えます～って言ってたんだ。

その子も某コンビニでバイトを始めたと聞いたのは

５月くらいだったかな。

ちょくちょく顔を見せてくれてはいたんだけど

最近あまり見なくなっちゃって。

で・・・

先日、ひょこっと来店。

「あらｗおひさしぶりーｗ」なんて声かけて

いつもの感じで答えてくれたんだけど

それまではよかったんだけど・・・

腕には包帯がまかれてて

「どうかしたのー？」と何気なく聞いてみた。

「転んでケガしたーｗﾃﾍ」みたいな感じで答えたんだけど

相方に後で聞いた話

どーやらリスカに走っているようだと。

正直　ぇ？と紫苑は思ったんだけど

今日、その子がひょっこりまたきて

包帯はしてなくて

腕見るともーツライ。。。ってくらい

悲鳴上げてた・・・

相方の話によれば

彼氏もできてそれまではよかったんだけど

その辺からその彼氏と深夜にコンビニ来て

たむろしてたりとかしてて

おかしいなーとは思ってた、と。

確かにそのあたりから昼間顔を見せることはしなくなったんだよな・・・。

明るくて、素直な子、

と見えていたのは

実はそうじゃなくてとても心に深い傷や寂しさを背負ってたんだなーって

気付かされたのは言うまでもない・・・

家庭事情もあるようで

それは書かないけど

多分その子は

本当の自分に気づいて欲しくて

誰かに理解してほしくて

叫んでいるんだと思う・・・

彼氏もできて幸せなはずなのに・・・ね・・・

私が入れる領域ではないけど

あの笑顔が頭に残ってるから

もし何かあったら・・・って・・・。

今日の仕事はそれから色々想いがめぐって、かなり辛かった。。。

自分で自分を傷つけるっていうことが

後から思い返せば辛いことでしかない、というのは

私自身が一番身に染みているから・・・

その辛さを乗り越えるのも

かなり大変だということもわかっているつもりだから・・・

女の子の腕にあれだけ傷つけて

まだ１０代のこれからっていう子が

後からどんな想いするかも想像だにつく・・・

こんな話、誰にもできないしな；；

こうして、ブログに書いたからって

何もなるわけじゃないけど・・・。

次にその子に会った時

私は普通に接客できるように

いつも通り接することができるように

しないとな。。。とは思う。

お客さんと店員の壁

と言えばそれまでだけどね。

私はというと、もうほとんど手首の傷は消えている。

かすかに残る痕を見るたびに

「ヤバイ事したよな・・・ｗ」って

笑えるくらいになった。

一時期は見られるのもいやだったから

外出時はジャラジャラいろんなアクセつけまくってたこともあるｗ

（年甲斐もなくｗｗｗ）

そうなるまで自問自答してたのは間違いないし

すごく大きな後悔が襲う辛さは何とも言えない。

「なんでこんなことしちゃったんだろ」

って自分を責める事もあった。

その後悔はすーっと退いてくれればいいけど

日々大きくなっていくからこれまた性質悪い。

ひとりでに涙が出てきて止まらなくなることもたくさんあった。

なぜなら常に

「どうして私はこんななの？こんなことしたの？」って

責め続けるしかなかったから。

自分は弱いんだーって受け入れることができて

楽になったのは言うまでもない。

こんななのが自分だからーって飲み込むことができた時から

本当に楽になったと思う。

そいえば今日誰かさんに

「精神年齢低い」と言われたがｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

それもいいんです。

それも紫苑です。

もうしっかり者には見られたくないんです。

おバカな子でいいんです。

もう「デキル」子はいやなんです。

素の自分がイチバン楽なんです。

年甲斐もなく泣き喚いているほうがよっぽど楽なんです。

人様に多大な迷惑をかけなければ

それでいいと思っています。

これってワガママなのかなあ・・・。

まあ・・・あれだ。。。

考えすぎなのは

悪いクセ・・・

これはどしようもないみたいだけど・・・

もっと気楽に歩いていければと、

いつも「考えすぎ」って言う言葉をきくたびに

羨んだりしてるんだよね・・・。

冷静と情熱の間にある紫苑。

そこには常に矛盾がある・・・　

仕事先であった出来事

それは辛い出来事でもあり自分を思い返す出来事でもありました。。。