カテゴリ:育児・しつけ(教育)
今日、出産後、はじめて躾の難しさを感じた出来事がありました。
夕食の途中、突然りーたんが、お食事用のハイチェアから立ち上がって、楽しそうにはしゃぎだしたのです。 恐らく、こんなに高いところに自力で立ったのは初めてだったんだと思うのですが、もうそれは、ものすっごいテンションではしゃいじゃっていて眼も当てられない! 満面の笑みで歌のようなものを歌いながら、手をバタバタ。身を乗り出して下をながめたり、あぶないったらありゃしないんですよ…これが。 それに、当然!ごはんだって中断なのです!もう! そこで一呼吸おいて、私は考えました。 「どうやってお行儀よく座って食べることを教えようか…」 0歳の時代には、こんなことで悩んだことはなかったなぁ。 ミルクも離乳食もごはんもよく食べたし、床を汚して食べることなく比較的よい子なお食事タイムを送っていたのに…。 ま、最近、自分で食べたがることが多くなったので、お皿やスプーン、フォークを床に落とされたり、頭からおかずをかぶられたり、床一面ごはんつぶになったり…そういう食べ遊びの登竜門的な洗礼も少しずつ浴びて、1歳児の親としての免疫ができつつはあったのに、イスに立たれてしまうとどうしたらよいものか、全くわからない自分がいました。 そこで、おぼろげなイメージだけれども、 「大声で怒ったり、軽くでも体罰を加えたり、力づくで押さえつけたり…そんな母親にだけはなりたくない。」 と強く思っていたので、一か八か説得作戦を用いることにしてみました。 「りーたん、だめ、いけないの。危ないでしょ?ママはりーたん大好きだから、お行儀よくしてほしいし、ケガもしてほしくないの。だから座って、ね、座って。大好きなりーたんにケガをされるととっても悲しいから、ね、座って。危ないから!」 できるだけ冷静に、そして表情は変えずに、とつとつと説得を続けたのでした。 説得は時間にしてだいたい5分強だったかな。 ふざけて、相変わらず笑ったりしていたりーたんが、私の表情が変わらないことや、雰囲気から「自分の思い通りにはならない」状況を察したらしく、今度は抵抗をはじめました。 泣いたり、キーキー言ったり、イス越しにだきついてみたり…。 「そうきたか!」 やむを得ず説得を続行することに。 そうだな、さらに5分くらい説得を続け、結果、やーっとおとなしく座ってくれました。 この間、私の心の中では葛藤、葛藤、また葛藤!!! だって、何を好き好んで、可愛い自分の子供を怒ったりする親がいるもんですか! 可愛いから、分かってほしいから…その一心。 さて、次はどうやって、まだ泣いたままのりーたんをフォローすべきか? まずは、おちゃめにいってみよう! 「あー、ママのおにぎりおいちい!おいちい!モグモグ!りーたんも食べる?」 私の浅はかな「おにぎり作戦」(?)にのってくれて、ようやく笑顔を取り戻してくれたりーたんなのでした…。 1歳を過ぎると今度は「しつけ」の問題で、悩むことが増えてくるもんなのですねぇ…。 私は、しばらく「ちゃんと説明すれば分かってもらえるんだから根気強く!」の精神でがんばっていこうと思います。 そんなことを、初めて知ることができた新米ママなのでございました。 ホントむずかしいよぉ! だけど。今日は、自分の母親の気持ちがちょっぴり分かった…ような気がしました。 育児は育親なり。 ☆今日のりーたん(新コラム) ・お口に手の平をばんばんあてて「あわわわわ」ができるように ・「PEEK-A-BOO!」と言うと両手で顔をかくして、ばぁ!とやる(しかし、何回かに1回しかまだできにゃーい) ・ハンマーで球を叩いてコロンと落とすおもちゃで、4つ全部落とすことに成功(ただしデストロイヤー並みの強さで叩いているので、おもちゃに彫刻刀で削ったような傷がいーっぱい) ・NEXT(お洋服やさん)の遊び場で、少し大きいおねえさんからシカトされ、邪魔扱いされても、同じくらいの男の子にほっぺを軽く叩かれても、めげずに泣かずに関わっていこうとがんばって遊ぶ。(わけがわかっていないとはいえ、健気だ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月26日 01時37分21秒
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