"ciao-kyoro' homepage" 　　 May,2004～

7月31日（土）
15months+10days

今日は、購入予定のマンションの「ビルトインオプション販売会」に行きました。
マンションといえば、一生のうち一番高い買い物！！！
オプションもゆっくり選んで後悔のないようにしたい…。

そこで、母の登場！

外出する15時前に来てもらい、りーたんの面倒を見てもらうことにしました。
（旦那とふたりで出かけるために、わざわざ母に出向いてもらって面倒を見てもらうのははじめて！）

りーたんのおやつ、夕食、着替えなどを用意して、いざ出陣！

しかし、今住んでいる、マンションのエントランスを出てすぐにふたりとも顔を見合わせて
「？」
異変に気づく。
「なんか変じゃない？」
と旦那。
「ホントなんか変！！気持ち悪い」
と私。

思えば、りーたん抜きで今住んでいる家から外出するのは、はじめてのことだった。
だから、旦那と私が一緒に外出する時は、とーぜん、りーたんも一緒。（←当たり前かぁ＾＾）
でも、今日はそのりーたんがいない。

りーたんがいないだけで、こんなに変な感じなんだ…。
びっくりするくらい、なんか物足りない。
分身がいないというか、身体の一部が足りないというか。
全く想像を超えている淋しさ。

とにかくとーっても気持ちが悪いのだ。

気分を一新するために、夫婦で手をつないでみる。
ん、これもなんだか気持ち悪い（笑）
次に腕を組んでみた。
やーっぱり気持ち悪い（しつこい）

本当はいつまでたっても恋人同士のような夫婦…が理想なのかもしれないけれど、うちの場合は、外でラブラブするのがもう照れくさくなってしまったみたい。
というか、お互いの考える家族の単位が、明らかにふたりから三人にシフトしているんで、ひとり欠けている感じがものすごーい居心地悪くて、いつのまにか手放しに「ふたり」を満喫できなくなっている自分達に、ハッと気づいて戸惑っている…といった方が正しいのかな。

変に照れくさくて、まだ「ふたり」の状況に対応できずに歩いていると、旦那が
「これが家族ってことなんだよ」
とぼそっと言った。

気づけば、三人で家族。
当たり前すぎて、実感する機会がなかったけど。
まさにそうだなぁ。家族なんだよなぁ。

この旦那の一言で、気持ち悪かった感じ（りーたんを置いての外出にうしろめたさもあったのかも）がスーッと引いていって、晴れやかな気分になってきた。

じゃ、いっちょ、甘えてみるか。

久しぶりにヒールの高いサンダルを履いていたこともあって、旦那の二の腕をつかんで歩くことにした。
「なんだよ～」
と言われたけれど、気にせずに甘えることにした。
だって、子育て中にヒールの高い靴は厳禁でしょ？
万が一コケたら、だっこしているりーたんだって危険だもん。
だから、こんな高い靴は2年ぶり！
歩くのが下手になったというか、こんな高い靴でよく毎日歩いてたよな～と改めてビックリして、全然足元がおぼつかないんだもん。

たまにはいいじゃん。

そう、そうなのだ。
子育て中も
「たまにはいいじゃん」
なんだよね。

あんまり「育児」道から外れ過ぎると本末転倒になっちゃうけど、たま～には旦那と「ふたり」を楽しんだり、「ひとり」を楽しんだり…。
これもいいんじゃないかな！？とようやく思える余裕がでてきました。
0歳の時には、育児にいっぱい・いっぱいでとにかくりーたん優先で、結婚記念日（青山のロイズでブランチ）と旦那の誕生日（今はクローズ？の代官山リストランテヒロでランチ）、私の美容院（表参道に2ヶ月に1回）以外は、りーたんを実家に預けることもなかったけれど、すこーしずつなら、いいのかなぁ…って。

じゃないと、家族三人のシチュエーションしか楽しめなくなっちゃって、気がつけば、娘も独立して夫婦ふたり。
そんな時代が来たら、ふたりの時間を持て余しすぎて、どうしたらいいのか分からなくなってしまいそう。
もう少ししたら、ふたりで以前に習っていたサルサを復活させたり、ちょこちょこっとふたりで一緒にできる趣味を充実させていこうかなぁ？

ただ、親ばかなのでネックになるのが、こんなに自分達のことを「まま」「ぱぱ」って誰よりも頼ってくれるのもあとたった何年か…ってことなんだ。
そういえば、工藤静香さんがテレビ番組で
「ちょっとでも、なんか、子供の成長、見逃すのがいやなの。」
ってコメントしてたけど、私もこれに近いかなぁ…。逐一、見逃したくないタイプかも。

ま、自分の傾向に逆らってみても無理なので、焦らないで、ゆっくりと、じっくりと自分の趣味、夫婦の趣味も育てていくことにしたいかな。


いやー、思わぬことで、家族のあり方を見つめなおすいい機会になったのでした。

しかし「子は鎹（かずがい）」になりつつある自分達（旦那も私も）にあからさまに気づくと、親として堂に入ってきたなぁ…という感慨深い気持ちと、「結婚してもいつまでも男と女でいたい」って言っていた、うら若きころの自分とのギャップに驚いて唸ってしまうのだけれど（笑）

でも、家族ってほんわか いいもんだね。

追記
ビルトイン…の方は、おかげさまでじっくり検討することができました！
念願の食洗機 を入れて、キッチンのコンロをガラストップに。あと私はちびなので、吊戸棚はゆっくーり降りてくる昇降棚を。
ああ、楽しみだ♪
いつかはこのキッチンでりーたんとお菓子なんか作ったりして＾＾　けけけ。