テーマ:ピッツァ!(6)
カテゴリ:食べ物あれこれ
先日のピッツァ作りの続きです。 生地を力いっぱいこね続け、1時間醗酵させている間にソースや具を作り・・・。 前回書き忘れましたが、生地を醗酵させる前に、ジョルジオは手で生地に十字架のようなクロスマークを入れていた。「それなに?」と聞くと、これはお母さん、おばあちゃんと家族代々皆がやっている、上手くいきますように、というおまじないだそう。 それではいよいよ生地を伸ばしてピッツァ作り! 「生地は薄ければ薄いほどいい」のだそうで、ひたすらローラーで伸ばしつづける。 「まず初めはフォカッチャから。」と、上に乗せる具は、ローズマリーで香りをつけたオローブオイル、グリーンオリーブ、ツナととてもシンプル。フォカッチャってピザと同じなんだー。本当はアンチョビを使いたかったけど、アンチョビが近所に売っていなかったので、急きょジョルジオが買いに行ったツナで代用。 この日初めて知ったけど、ピザもコースミールみたいに、初めは軽いものから初め、少しずつ重いものに進んでいくらしい。初めはオリーブオイルベール、そしてトマトソース、そして最後にどっしりクリーム系やチーズ系。なんだかお寿司みたい。ピザって適当に皆で頼んで分けるイメージしかなかったけど、家で作るとそうするんですねー。 焼き上がりました!もう大体お客様もそろっている。ここのピッツァ・パーティーのスタイルは、完全に立食。出来上がっては切り分けて、お皿を回してそれぞれ一切れとってはワイン片手におしゃべりを続ける。寒いけど、テラスに15人くらいワイワイしていた。 そして次は私の大好きなトマトベース!具は何でもお好みで・・。モッツァレラチーズは基本だけど、その上にチョリソーやハム、ツナ、マッシュルームなどなどなんでも好きなものを乗せる。もちろんパイナップルはジョルジオたちには邪道です!「ここではハヴァイアーナていうんだよねー。」て言ってみると、顔をしかめながら横に振っていた・・。そういえば、昔働いていた会社のイタリア人の社長も全く同じ反応だったなぁ。まぁ、私たちが海外でわけのわからない日本食を見かけるのと同じだよね。 それにしても美味しすぎる・・・。アレックスは「今日はひたすら作るし食べる暇がないかもしれないから、サンドイッチでも先に食べておく?」ていうとんでもないことを真剣な顔をして私に提案してきたけど、「何言ってるの?!私が一番にどれも味見します!」と宣言した。それが楽しみで来ているのに、食べるところだけを目的に来た人に全部取れられるなんて、許されません。。そしてその宣言どおり、出来立てを全部少しずつ先に頂いた♪ そして最後はどっりりホワイト系のピッツァ!ここからがジョルジオの大好物が始まる。彼は一番得意げに作ってくれたのが、クアトロ・フォルマージ(であってる?)。4種類のチーズを混ぜた、フィナーレにふさわしい一枚。写真もドーンと大きく♪ このほかにも卵を乗せたカプリチョーザや生クリームをハムを乗せた甘めのものや、アレックスご自慢のブラウン・オニオン+トマトソースの素晴らしいピッツァなど、とにかく食べて食べて食べまくり。次々とやってくるピッツァたちも、そろそろ最後のほうはスローペースでなくなりはじめる。ちょっとこの半分以上まだ残っている生地たち、どうするんですか?? フランス人の人たちと家でご飯を食べる時は、最後に必ず出てくるのがチョコレートケーキ。なぜか、誰かしらが絶対作って持ってきてくれるのです。それも同じ人ばかりではなく、毎回違う人だったり。本当にチョコレートケーキ、好きなんですねぇ。 ジョルジオ、アレックス、本当に今回はありがとう!また近いうちに作って報告することにしますね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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