コミックスの新刊の感想書きたいのにどんどん山積みになっていくだけで
白目www
アニメの感想も書きたいし、ホント一日中、仕事も家事もしないでPCとTVと
コミックスに埋もれた生活したいww
では、ます樹なつみセンセの御本「一の食卓」から。
最初、タイトルを知った時、新選組の斎藤一と西洋料理の組み合わせって
いったいどういうことかなと思ったんですよね。
和やかな家庭のお食事をメインにしたお話なのかとwww
もしくは、斎藤さんが明治維新後毎日何を食べていたのか?とかそういう
レポート的な話なのかしらんとかwww
取りあえずは大好きな樹なつみ先生の新作なので購入してみました!
日本人にとっての「はじめて」が西洋から雪崩れ込む明治4年。
東京・築地の外国人居留地にある「フェリパン舎」で働く少女、西塔明は
ひょんな流れから、謎の男=藤田五郎を紹介され、一緒に働くことになる。
一見怖いが、明が作ったパンを、初めて残さず食べてくれた日本人...。
だがその男こそ、かつて「壬生の狼」と恐れられた新選組・三番隊隊長
=斎藤一、その人だった!!
巨匠・樹なつみが初めて挑む、時代劇&グルメコミック!!
予想と全然違ったwww
外れてよかったwwww
タイトルには斎藤一の名前ありますが、メインははるちゃんなのかしらん。
ま、斎藤さんをメインに持ってきても無口だし感情表現乏しいしでなかなか
話が明るい方向に膨らんでいかないでしょうね。
それに私としては斎藤さんは愛でるために存在してるようなものですから
誰か他の人が話を回してくれて一向に構わないわけでw
私の中の一くんは実際の斎藤一さんではなく、すっかり2次元イメージとして
定着したクールでイケメンな観賞用斎藤さんです。
新選組のみなさんは、土方さんは実際もイケメンさまですが、他の方々は
後世というか現代ではかなり美化されてるのがお約束。
私といたしましてはフィクションを楽しめばいいと思っているのでかっこええ
私好みの斎藤さんは嬉しいです。
ここでは斎藤さんは藤田五郎と名乗ってます。
当時の日本にはイーストはなく天然酵母によるパン作りが主流だったようです。
その酵母の作り方も極秘とされていて日本の職人さんには外国人料理人から
もらい種するしかなかったとか。
そんな中で外国人料理人のフェリさんに幼い頃拾われたはるはパン職人となり
今では右腕といわれるまでに成長。
フェリさんははるの舌とセンスを買っていろいろと教えたんですね。
このフェリさんというのがユージィンばりのイケメンで美しいことと自分の焼く
超一流のパンに誇りを持ってます。
斎藤さんは会津の戦いの後で東京へ戻り、今は敵方であった新政府側に
雇われの身。
倒幕後は主が誰であろうと仕事をするのみの流れての生活のようで。
岩倉、西郷、川路と依頼されるままに仕事を受けてきて・・・
それでも気概は失ってない斎藤さんが素敵なのですわ。(*/-\*)
で、今度の仕事はフェリさんのパン工房で下男として住み込みをしながらの
諜報活動。
フェリさんは新しい下男が入るってことに断固反対をしますが、斎藤さんを
一目見ると・・・
サムライ大好きなものだから即行許可www
絶対一目惚れだよね d(≧∀≦*)ok!
しかも侍の格好では下男の仕事は出来ないからと下男用の着物に着替えた
斎藤さんを盗み見して鼻血噴いてるしwwww
いいわぁ このフェリさん!!!
フェリさんと斎藤さんの話だけで十分イケそうwwww(*´∀`*)
斎藤さんははるの知り合いのお吟さんの弟の着物をもらったわけですが
このお吟さんってのが昔、芸妓をしていて侍を見る目は確か。
斎藤さんの立ち振舞いから只者ではないと察し一気に肩入れし、亡くなった
弟の着物を一式あげちゃうのですが、二人だけになって嬉々として着替え
のお手伝いとかしてるとこには激しく共感wwww
仕事をするにあたって斎藤さんは藤田五郎と名乗っているので「五郎さん」
と呼ばれることに。
フェリパンではパンの配達をするのが主な仕事になるようです。
居留地内の遊郭も探るよう指示が出ているため、フェリパンの仕事が終わっ
た後で遊郭を探っていると・・・
夕食時に居ない斎藤をはるが探しにやってきて。。
大門前でウロウロしてるものだから用心棒に斬られそうに(><)
っとそこへ斎藤さんが。
用心棒たちは元新撰組の者で新政府の密偵となってる斎藤さんに驚き
ます。
斎藤さんは薩長の犬になったのかと訊かれても、新政府内の内輪もめの
どっちにつこうとそこに我らの義などないと。
それよりも年端もいかない女の子を僅かな金で斬ろうとしたことを咎めます。
用心棒は刀を抜くも、斎藤さんの相手になるはずもなく・・・
彼らとて斎藤を「先生」と崇めていたくらいだから実力差など身にしみていて。
「俺とし合えるとでも思っていたのか」
痺れる!! (*≧∀≦*)
ほとんど動いてないのに相手の脇差を抜き制圧してる斎藤さん!
先の戦で死んでおけばよかったと言う者たちに斎藤さんは「生き残ったなら
なにか理由があるはずだ」と。
何かを諭すでもなく、自分は自分の生き方をするのみだから、お前たちも
お前たちで考えて生きて行けって姿勢がいいですわ。
はるは幼い時、上野の戦で両親を亡くしていて。。
戦に巻き込まれたのではなくて、将軍を守るために結成された彰義隊の
隊士に斬られてたようで・・・
が、その彰義隊の隊士の一人がはるに走って逃げろと叱咤してくれたために
はるは逃げることができたようです。
今回の用心棒たちに襲われた時、斎藤さんに「早く行け」と声を掛けられ・・・
あの時と状況が似ているとはるは感じたようです。
はるが気づく時は来るのかな。
はるはお吟さんが斎藤さんの着替えを手伝ってたときもなんか遅いって
腹を立てていたし、斎藤さんが島原に行ったかもしれないと思えば追い
かけていくしで。。
本人は仕事を辞めて欲しくないから気にかけているのだと思っているよう
ですが、それだけではなさそうwww
はるはフェリさんの元で一生懸命パン職人としての教えを受けてるだけ
なんだけど、世間はフェリさんの妾だと思ってるんですよね。
妾の下なんかでは働けないと多くの人が辞めていってたものだから
なんとか斎藤さんに仕事を辞めないで欲しいと思っているのも事実。
フェリさんには「弟子にはきちんとした食事を出す」という決まりがあって
斎藤さんも奉公人なのだから他の人と同じように食事をしっかりとるように
と遅くなってにも関わらず、はるは斎藤さんに“今夜のまかない”をすすめ
ます。
斎藤さんは自分が怪しい男たちと知り合いで、その男たちに殺されかか
ったというのに、はるが自分に食事をとらせることに必死なのを
「今、気にするところはそこなのか・・・?」と呆れますww
が“夕ご飯はみんなと一緒に食べるのが「フェリパン」の掟”だと言われると・・・
無条件に従ってしまう感を“すりこみ”かなと思う斎藤さんでしたw
ハハハハいいわ斎藤さんwwww
可愛いwwwO(≧∇≦)O
次巻は原田左之助参上!
ってことで左之さんが登場するようです。
これまた楽しみです♪