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カテゴリ:青年誌コミックス感想
ドラマ面白かったようですね。
では簡単に8巻の感想を。 これまでの感想はこちら。 孤独だった伯の運命が動き始める…!? 2016年4月クールにTBSでTVドラマ化され、黒木 華、 オダギリジョー、坂口健太郎ら豪華出演陣が集結。 ドラマ満足度ランキングで1位を獲得した“お仕事”骨太群像劇 原作マンガの最新刊! 黒沢心、出版社・興都館への入社から1年。 実家からの独り立ちを考える彼女だが、担当作家である新人 漫画家・中田伯の身辺にも変化の時が訪れていた。 幼少期からの両親との確執を抱えながら、彼の初連載作 『ピーヴ遷移』第1巻がついに世に出る! 世界は彼に微笑むのか…!? 今回はなかなか濃かったですわ。 アユちゃんも頑張ってますね! 中田はやっと魅力的な女性キャラが描けましたねv もちろん、モデルはアユちゃんでしょうwww 自分の知り合いにいなくてもどこかで見かけた女性をモデルに するのはありですよね。 それにきっと中田の目にアユちゃんが留まったってことは何か 感じるところがあったんでしょうしね。 中田は生い立ちにかなり問題ありなんだろうと思ったらやっぱり そうでしたね。 何度も送られてくる福祉事務所からの手紙を何も捨てなくても と思いましたが、中田が置かれていた状況や父親のしてきたこと を思うとこれは仕方がないことなのかもと。 心は一人娘で両親に溺愛とまでは言わないまでもたくさんの愛情を 注がれて育ったから中田の両親に対する気持ちってのは理解し難い ことだと思うんですけど、安易に立ち入らなくてよかった。 親子関係は他人が入れることではないですからね。 助けが欲しい時には手を差し伸べたり、協力はした方がいいと思い ますが、ちゃんと相手が必要としてるか見極めるのが大切で。 心がちょっとだけ中田の背を押したことで母親と再会。 それによって中田は吹っ切れたようですし、心もどうにもならない ことがあるのだと理解。 中田の苦しみが少しでも報われるようにと心は記念すべき中田の 単行本第1冊目に力を入れることに。 編集部では中田の『ピーヴ遷移』は売れると押しても営業の方では 新人の初単行本としては妥当だと思われる数を固辞。 この部決会議ってのは某出版業界を舞台にしたBL漫画でよく出てる ので思わずニンマリww 編集部では売れると思っても会社も赤字を出すわけにはいかないから なかなか新人の初単行本で博打に出るなんてできないんですよね。 が、心は今回頑張りましたね! 中田の過去を知ったこともありますが「ピーヴ」という作品自体に 惚れて売りたいという熱意がひしひし。 ベテラン書店員さんの意見を参考にWebでの試し読みも成功した ようで。 さすが河さんですv 今のご時世、ネットでの拡散ほど強力な宣伝手段はありませんから。 一部の人に興味を持ってもらえば後は面白い作品なら必ず広まって いくはずで。 「ネットじゃ予約しにくいからリアル書店で予約しろ」ってご丁寧な 拡散まであるようでw 確かに予約ならこっちのが確実かも。 地方の本屋さんにも貢献することになりますしね。 そういえば、前回、息子に頼まれていた「オーバーロード10巻」を ギリギリにネット予約したら翌日くらいに部数の確保ができなかった ってキャンセルされて。 慌てて近所の本屋に予約に行ったら1冊だけ入荷予定でそれを回して もらえたという。 11巻は早めに予約したので大丈夫でしたけど。 最近はほとんど書籍はネット購入してましたけど、ネットで売り切れ でも書店に行けば並んでいたりすることもあるのでたまには書店に 顔を出すようにしてます。 そうそう、私の大好きな「黒執事」が掲載されてるGFは必ず書店に 自ら買いに行ってます。 どうしても発売日に入手したいのでwww ネットでも全然問題ないとは思うのですが、なぜか本屋へ走ってしまう というwww そんなわけでみなさんもたまには本屋さんへ行きましょう。 本屋さんを活用しないといつのまにか無くなってしまいますよ。 で、話を戻して「ピーヴ」ですが、心の健闘虚しく初版は希望の3万部 の半分からのスタートに。 ところが、プルーフやWebでの試し読みの効果が現れ爆発的に火が ついたようで。 客注、予約数が初版を超える勢い!! 発売前に重版決定!! ってすごいぃいいいいいい!!!!! 新人の初単行本で発売前重版なんて滅多にあることではなく。 一躍中田は「中田先生」に躍り出そうですねwwww いや~~~良かったです。 鳥肌ですよ!! 中田の苦しみがこれで報われるといいですよね。 アイツに漫画があってよかったって言った栗山の言葉が沁みます。 そうそう、今回は他にも心が一人暮らしを始めたり、煮詰まって いたマキタがひと皮剥けたのもよかったですね。 自分が好きなものを堂々と好きだと言えるようになりリビドー 晒しましたv やっぱりクリエイティブな仕事をする人ってのは拘りがなければ 魅力的な作品を生み出すことは難しいと思うのですよね。 それに自分が好きなものを隠すってどうかなと。 それりゃ立場上隠さなくてはならないこともあるけど他人の批判を 恐れて自分を偽るのは辛いだろうと。 性・ニールソンの啖呵はかっこよかったですね。 「好きな作品をけなされるってのはなあ、自分の魂けなされるのと 同じなんだよ!」 次巻ではいよいよ中田の初単行本が発売されますが、どれくらい 売れるんでしょうかね~ 楽しみです。 この後の巻からは「今週読んだコミックス」のカテゴリーの記事で感想を 書くことにしてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017年12月20日 00時31分22秒
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