やっと見えてきましたね。
阿月の
真の目的が。
なるほど~~~
そこまでは読めなかったわ。
やっぱり
面白いです!!
戦略的バレーとしては
最高。
これまでの感想は
こちら。
今回改めて西浦と武藤がネットを挟んで立ってる姿に驚愕。
え??西浦ネット下と同じくらいの身長なん???
それはちょっとどうだろう(^^;
1セット目は西浦を追い込むことで成長させることが阿月の
目的のよう。
自分の本来の武器ではなくブロードとか技に頼ろうとして
いた時間を後悔するくらい追い込まれてちょうどいいと。
重圧とか責任とかこれまでは負ってなかった西浦がエースと
しての自覚を持ちそれらを背負いながら闘うことで飛躍的に
成長をみせましたね。
そして周りも賢いものだから阿月の目的を理解してしっかり
西浦をサポート。
例えブロックが3枚つこうともぶち抜くだけの気迫をみせる
エースになりました!
2セット目は福井をセッターに戻し、滝川が西浦の対角に入って
裏のエースに。
セッターもできるしエースとしての実力もある選手が二人いる
ってのはものすごい強みですよね。
攻撃の幅が一気に広がるし。
鷲野はこのツーセッター制が阿月が考える最終形態だと思って
いたようですが、その程度は私でもわかる。
そこじゃなかったんですよね。
得意になって阿月に自分の解答を話してましたが、阿月にしたら
ま、それくらいは気づいてもらわなくてはね。
程度のことでしょう。
決勝戦はいよいよ歩木浜中との対戦。
ツー&クィックという左利きセッターにしかできない特別な
フォーメーションに対する攻略策はないとずっと言い続け
歩木浜の監督を調子づかせてここまできましたからね。
絶対に攻略法はあるはずで。
ただそれを簡単には教えない阿月。
自分たちで考えて答えを出せってことですね。
木下も「決勝戦では外野の声を気にせず阿月さんの意図を
しっかり理解すること」って福井にアドバイス。
取り敢えず、ツーセッター制で進めて行き、片山がツーを
使えない後衛に早く回るようローテを動かそうとしますが、
なかなか歩木浜の攻撃を抑えることまではできず。
それどころか離されるばかりで。
阿月はタイムをとっても「問題文はちゃんと読め、3つの問題
を解け」の一点張り。
福井は何かが引っかかるもののそれが何か分からず。
が、タイムアウト中に自分と片山が飲み物とタオルを対象に
持っていることからついに気づきます!!
問題文の“対称”とはこれまでは点対称と捉えていたけれど
線対称もありだということに。
以前、片山のマネをして福井もツーアタックをしましたが
レフトを向いている右利きの福井ではネットに手が掛かって
しまい、これは左利きにしかできない技なのだと痛感。
でも、ライト側を向いているなら右利きのセッターは同じ
ようにツーが打てるわけで。
通常、エースは右利きでレフト側にいるからセッターは
当然レフトを向いているけれど、別にライト側を向いて
いても問題があるわけではなく。
これで完全に歩木浜のフォーメーションを鏡のごとく再現
してしかもセッターが二人だから二倍にして返すことが
可能に。
これにはさすがにびっくり!!
だからライト側を向かせてトスの練習をさせたり、ライト
側へのバックトスを封印させたりしてたんですね。
あの練習が何につながるのか読めませんでしたが、これで
納得。
攻略不可能なら敢えて封じずこちらも使っちゃえってこと
だったようです。
これを劇的に披露したかったがためにわざと「何も攻略法が
ない」ように見せかけたり悲嘆してみせたりしてたんですね。
あざといwwwww
阿月が無策なわけないですもんねwwww
これで舞台が揃いました。
阿月のショーの始まりのようです。
面白いわ!!!
ちゃんと気づく福井もさすがだけど、これまでのお膳立てを
密かに水面下で進めていた阿月の強かさ。
こっから一気に歩木浜を地獄に叩き落とすって寸法ですね。
次巻が非常に楽しみです。
今回、木下がなんで阿月にくっついているのかも判明。
中学時代のいきさつを彼が知っていた理由もわかりました。
ハハハ・・・そうだったのか。
しかもしっかり阿月の言葉に従って太っていたとは。
どこまで阿月に心酔してるんだかw
可愛い人です。