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カテゴリ:青年誌コミックス感想
やってくれましたね!
攻略法はないって言い切ってたのは攻略するのではなくてこちらも 同じ戦法を使い、しかも2倍にして返すというww それだけでなくツー&クイックを囮に使うことでバリエーションが 増え攻撃の幅が一気に増すという。 いいわ~~ 快感!! これまでの感想はこちら。 もう笑いが止まらない阿月。 「幸大学園の名を聞いただけで震え上がるようにこの会場にいる 全員の記憶に焼き付けるがいい!!」って観客までを煽って言い たい放題。 さすがに副審に注意されそうになるけど、歩木浜の監督はもっと 過激な発言をしても注意されなかったからこれくらいならまだ 大丈夫だと断言する阿月。 いや~~そこまで計算してたとは。 歩木浜の監督に言いたい放題させていたのは後で同じだけ返すつもり だったからなんですね。 副審としても注意するラインは揃えないと公平じゃないですからね。 が、歩木浜の監督は我慢ができなくなって「注意しなさいよ!!」 って副審に噛み付いてますwww これはあんたの方にカードが出そうな行動だわね。 でも、副審は阿月の方へ。 すると阿月は静かになって、歩木浜さえ静かにしていればこちらは 騒がないとシレ~~~っとしてます。 いやいやホント容赦ない(^^; それだけでなくグリコは観客が静かになったところで更に追い討ち をかけろと指示。 阿月が「幸大学園の名前を聞いただけで震えるような試合をする」 と言った意味は、つまりはこの試合は3年からの置き土産であって これから3年が勝ち続けて上位にいくほど新チームの始動が他校より 遅くなるから、3年生は圧倒的な力でねじ伏せることで会場にいる 者たちに幸大に対し苦い印象を与えるということ。 だからここで1、2年が威勢良く応援すれば、次の新チームも怖い 存在だと刷り込むことができるのだとグリコ。 考えますね~~~凄いわ。 グリコは「下にいる3年のためじゃなく次に来る自分たちのために 声を出せ!」と。 なるほどなぁ~~~これも心理戦ですよね。 その上、コートチェンジしたから歩木浜は間近でこのヤジを聞くこと になりその影響は更に大きくなるという・・・。 ヤジはよくないけどね(^^; グリコは歩木浜の監督にも追い討ちを掛けてます。 面白いようにハマる阿月のフォーメーション。 そしてそれを理解して使う幸大の選手たち。 阿月の指示はあまりに的確で説得力があり上手く行き過ぎるために 幸大の選手たちはみな恐怖を感じてるよう。 鷲野ですら怖いと言ってますからね。 結局、県大会は阿月の予定通りに1位通過。 ところが、歩木浜の監督は諦めなくて・・・ 幸大は選抜大会で歩木浜にわざと負け全中予選で優勝できるように 仕組んだと中体連に報告すると言い出して。 こうきたか・・・ さすがに歩木浜の監督も自分たちが選抜で優勝したことで注目され 他校から練習試合の申し込みが殺到し、その先の大会の対策を取る 間がなくなったこと、その間幸大は他県対策をちゃっかり行ってた ことに気づいたようです。 阿月が選抜大会の後、目立つように頭を下げたのもわざと負けた ことを隠すためだったと認めろと迫ります。 が、阿月のことですからね~~~ その時の一連の出来事を木下にしっかり録画させてました。 そこには木下の言葉も入っていて・・・。 「阿月さんが全力を尽くして負けた、今ここにいる全員がその事実 の証人になったっす。 みんなどうかこの悔しさを忘れないで欲しいっす。 夏の全中予選一位通過したとききっとわかるはずっすから。 負けてしまった今日という日の意味が・・・」 いや~~~上手いですね。 生徒に反省を促し、次に繋げるよう奮起させてる言葉のようであり 後から全ての意味がわかると予め教えているようでもあり。 つまり半年前から木下もこの日がくることをわかって言ってたって ことですね。 全ては布石で予定通りということで。 生徒たちはそのまま受け取って悔しがって涙を流してる姿もダメ押し のように録画されていて、その涙には嘘はなく・・・ あざといwww ここまで残されていたら、もううこれ以上、歩木浜の監督も阿月を 追及することはできなくて。 だわね。 役者が違い過ぎる。 選抜大会までは上手くいっていたはずのにどこから自分は間違った のかと肩を落とす歩木浜監督にグリコがばっさり。 「総一様を酔わせてツー&クイックを聞き出したようだけど、酔わせて どうにかなる相手ならとっくに私がその手を使って既成事実を作ってた」 酔う策士は策に溺れる でも総一様は溺れない、なぜなら酔わないから。 策にも、お酒にも。 いやいや痛快。 ってことであの日、やはり阿月は酔ってなどいなくてわざと歩木浜に ツー&クイックを与えたんですね。 歩木浜を生贄にして最終的に勝つために。 だろうと思ったwwww 阿月がうっかりなんて絶対にないわ。 このあとの関東大会では鷲野に任せ、監督として開花させる賭けに 出るようです。 これもある目的のためのようですが・・・。 「選手(ミジンコ)もろとも化ければ“最後の鍵”が揃う」ってどゆう ことかな~~ 最後に何をやらかすつもりなんでしょうね。 全中で優勝が目的だからそこに進んでるのはわかるんですがそれ以外 にも何かしでかしそう。 来年以降のことも考えて監督を育てておくなんてとても阿月がやる とは思えないし、自分のためだけの何かがあるはず。 取り敢えず、次は関東大会ってことでどういう風に勝ち進んでいく のかを楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年02月28日 23時31分49秒
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