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カテゴリ:青年誌コミックス感想
今回もリアリティに溢れてます。
これまでの感想はこちら。 【内容情報】(出版社より) NHKほか各メディアで話題の大注目作! 生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人! この夏をどう過ごしたかが問われる9月模試、 それぞれの生徒の結果は…そしてその要因は!? 試験を経た子ども達の思わず涙がこみ上げる成長…! Rクラスの子ども達の「今回はできた!」に隠された事実とは? そして「夏の成果」はいつ出る? Ωクラスの島津君と父親に更なる問題が…そして まるみとジュリの関係にも変化が…? 「“情報”も“塾”にお金を払って買うものです」 志望校決定に必須の学校見学、その心構えと気を付けるべきポイントとは? 合格の前に立ちはだかる様々な壁を 生徒達が乗り越えるために黒木が施す“秘策”とは!? 今もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を 圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作第6集! 夏期講習が終わって、講師達もホッと一息。 新人たち相手に色々とぶっちゃけ話を披露。 進学塾にとって難関校に何人合格を出したかの実績が全て。 お給料にダイレクトに反映されるよう。 でも、校舎ごとに実績に差が出るのは指導力の差よりもぶっちゃけ「運」 わかる、わかるw 地頭の良い子が入って来てくれるかどうかは大きいのですよね! そして夏期講習が終わって最初に9月模試。 そう、夏頑張ったからといってここではそんなに成績は伸びないのです。 みんなも頑張っているから当然母集団自体の学力が上がっているのもあるし 実際に覚えたことが使いこなせる段階にいくのには1,2ヶ月は最低かかるの ので夏の結果が反映されるのは10月以降の模試なんですよね。 保護者や生徒はすぐに出ると期待しちゃいますけどね。 10月辺りでしっかり伸びが見られると、その後も落ち着いて学習し続けられる わけですが、ここでも結果が伴わないと方針を変えるか、何か考えないといけ なくなるのですよね。 で、夏期講習直後の模試ですぐに成績が上がる子も中にはいるのですが、そう いう子はそもそもこれまでも出来てたはずの子なんですよね。 それが何らかの理由によって学習が上手く進んでなかったために結果が出てな かっただけで、単に元々の力が出せるようになっただけなのですわ。 だから、適切な学習方法を体得し、さらにペースを上げていくと思いも寄らない ほどぐーんと伸びるのです。 海斗くんあたりは地頭が良い子だったはずなのでこれから一気に伸びるはず。 逆に陸斗くんの方が伸び悩みにならないか心配。 秋から冬にかけての特別講習は確かに生徒にとっての追い込みの時期でもあり ますが、進学塾にとっても囲い込み、集金の時期であります。 黒木の拝金主義は清々しいほど。 言ってることは的を得てますし、保護者対応も見事です。 碧山くんは黒木と繋がりがあるようで、こちらも気になるところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019年11月25日 01時34分27秒
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