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カテゴリ:青年誌コミックス感想
これまでの感想はこちら。 3巻感想
4巻は書いてなかったようですね。 自己とは何か──。 自分をみつけられず、もがく生徒達に寄り添い語りかける倫理教師・高柳──。 生徒達は彼の言葉に何を見出すのか──。 倫理を通し、“自己"を探す教師物語第5巻!! 思春期特有の自分しか見えてない面倒くさい生徒が多い中で春山くんが断トツ! 応援してあげたくなった。 自宅での介護って大変だよ。 家族がしんどくなったらいくら本人が家に居たいって言っても限界があると思う。 他の友達は遊んだり自分のしたいことやってるのに春山くんは大好きなおじいちゃん のために介護やってるんだよ。 なんて優しい子なんだろう。 おじいちゃんとおばあちゃんの愛情が彼をそうさせてるんだろうけど、でもね、介護 される側は甘えちゃいけない。 家族の時間を自分のために使わせて、喧嘩の種まで撒いちゃいけない。 愛情や善意に甘えちゃいけないんだよ。 介護する側が上手くストレス発散させて、心からその人のためにしてあげたいって思う のならありだけど。 負担になってるんだったら家族を潰しちゃいけないよ・・・ みんなが不幸になっちゃう。 愛情をもらったのに憎悪に変わっちゃうかもしれない。 でも、やっぱり溢れんばかりの愛情を与えてもらっていたら、その人のためにしてあげ たいって気持ちになるんだろうなぁ。 決して強制ではダメだけど。 春山くんは気持ちの切り替えを学んだし、自分の気持ちを口にすることで話し相手が できたり、自分の気持ちを整理することができたり、本当によかった。 切っ掛けを作ってあげたのは高柳センセ。 介護に関しては経験者じゃないし、具体的なアドバイスは無理ってものだけど、介護者 の気持ちを楽にしたり軽くしてあげられることはできた。 春山くん、頑張って欲しい。 でもしんどいときはしんどいっていって欲しいよ。 で、家族で考えてあげて欲しい。 介護は大変だもの。 この方の作品、こっちも気になってます。 吉田松陰のお話です。 試し読みしたら続きが気になる!!! TVアニメ化作品「ALL OUT!!」や、TVドラマ化が決まっている「ここは今から 倫理です。」の雨瀬シオリが、待望の新作を発表! 描かれるのは幕末の器才・吉田松陰! 幕末という狂乱の時代の中で、教育とは何か、人とはどう生きるべきなのかを説く。 今まで描かれていなかった伊藤博文のやりのこした想い。 高杉晋作がなぜ、狂乱のカリスマとなれたのか。 そして、なぜ吉田松陰という幕府転覆の核が生まれ、その男の目に日本の未来が どう映っていたのか。 全日本人必読の美麗ヒストリーコミック。 時代を越えて?狂″のレクイエムが鳴るーー。 「狂うた男は美しいぞ」 ゾクッとしましたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021年02月04日 00時08分21秒
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