セブの青い空

[フィリピン旅行記] カテゴリの記事

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（６）　新鮮シーフード！

  午前中、約２時間だったが、ジンベイザメと数回戯れたらいつの間にか腹が減っていた。１２時頃ビーチに戻ったら、グッドタイミング、食事が用意されていた。現地コーディネーター君、結構上手くアレンジしてるじゃない。私たちはグループだったので、ここでもファミリースタイル（テーブルの中央に大皿があり、それをみんなでつつくというもの）でした。で、待ちに待ったシーフード。今回の旅行の楽しみのひとつです。ドンソル村のあるソルソゴンやレガスピは新鮮な魚介類、特にロブスターやカニの宝庫なのだ。もちろんフィリピンではどこでも新鮮な魚介類は取れ、美味しい。でも、ソルソゴンのカニ・ロブスターは個人的に強烈なブランドイメージを持っている。その他の町でも、例えば遠洋漁業の基地のあるダバオ／ジェネラルサントスのイメージは鰹・ツナだし、セブ／マクタンは何故か『ラプラプ酋長』の名前が頭をよぎり、ラプラプ（フィリピンの最高級魚。グルーパー）といった感じ。もちろんラプラプはどこでも取れるし、ダバオでも鰹以外の魚介類も超新鮮なのだ。ちなみにレガスピ空港の駐車場あたりで、子供たちがパシフィックロブスター（伊勢えびみたいなもの）を売っていた。合計１０匹くらいだろうか、両手で触角をもって吊るしている。かなりの時間直射日光を浴びていたらしく全くもって活きがなく、ダラーンとしていた。誰がこんなの買うんだろう。それはちょっと残念だった。いやあ、期待通り美味しかった。カニ、エビ、ラプラプは最高だ。もちろんそこにはビコールエクスプレス。疲れた身体にこのピリ辛さは大いに食欲をそそってくれる。そしてびっくり料理『スティングレイをゆでた料理』。料理名が分からないのでこういう変な名前をつけた。初めて食べた料理だ。これは身自体はタンパク、そして口に入れた時の食感が堪らなかった。新鮮魚介類の盛り合わせ。スティングレイ・エビ・カニそしてビコールエクスプレスとフィリピンでのＢＢＱではお決まりのポークチョップ。ちなみに今回はグループだったのでファミリースタイルだったが、少人数でもＯＫみたい。ただ、この料理、現地コーディネーター君がみつくろってくれた。ドンソル村にもいくつかのレストランがポツンポツンとあるのだが、こういった料理はスペシャルオーダーらしい。超田舎のドンソル村でこういった料理を食べたい場合は現地の知り合いや旅行代理店に前もって注文していたほうがいいと言っていた。ソルソゴンドンソル村での新鮮魚介類。本当に美味しかった。

  2006年05月17日

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（５）　ジンベイザメ遭遇！

  旅行２日目、今日はソルソゴン・ドンソルでジンベイザメと泳ぐツアーの日だ。実は旅行出発前、ジンベイザメと泳ぐなんてことは知らされてなかった。事前に言われてたのが『ビーチで結構楽しむから海パン持ってきてね』それだけ。で、レガスピ空港に到着する直前に初めて『ジンベイザメと泳ぐ』っていうのを聞かされた訳。ソルソゴンはロブスターとカニをたらふく食える場所として知っていただけです。朝食を済ませて、レガスピ市内のペパーランドホテルを出発した。予定では７時出発だったが、７時半になった。フィリピンではおきまりごとだ。美しい田舎の風景を堪能しながら国道を南下。約１時間半後、やっと着きましたよ、ソルソゴン・ドンソル村。ドンソル村はジンベイザメで村おこし早速、現地旅行コーディネーター君が大きな声で『サア、水着ニ着替エテ．．．』『シュノーケルセット・フィンヲ借リテ』『泳ゲナイ人ハ救命胴衣アルヨ』などと叫ぶ。はずかしいかな運動不足の私は足がよくつるので、救命胴衣でプカプカ浮かぶことにした。それにしても相変わらず同行のフィリピン人はダラダラ動く。というより日本人の私がせっかちなのか。きっとそうだ。リゾートなんだからノンビリしよう。９時半、小型バンカ（アウトリガーボート）にダラダラ乗り込む。小型バンカの定員はクルーを除くと最高７人まで。これはルールらしい。ちなみに、海に出る前にオリエンテーションがあり、いろいろ御決まりごとを教えてくれた。（１）同時に潜るのはジンベイザメ一匹あたり最高７人まで。（２）ジンベイザメ一匹にバンカ一隻。　　　ジンベイザメ追っている他の客を邪魔しないという紳士協定。（３）近寄らない（特に尾っぽあたり）（４）フラッシュ撮影は厳禁。（５）シュノーケリングのみでスクーバダイビングは厳禁。小型バンカ浜辺を出て１５分くらいの沖合い、既に７・８隻のバンカがたむろっていた。現地旅行コーディネーター君が何か言い始めた。『ココラ辺ジンベイザメエリア』『ジンベイザメノ姿ヲ発見シタラ、合図ト同時ニ、ミンナ飛ビ込ム』『ジンベイザメノイル方向ヘヒタスラ泳ゲ。平泳ギダメ。ガムシャラニ泳ゲ』最初はその意味がよく分からなかった。で数分後．．．早くも見張り役クルーが叫ぶ。『ジンベイザメ発見！』と同時に他のバンカも近づいてくる。『一匹一隻ルール』があるから早い者勝ちなのだ。で、私たちはいつでも飛び込めるようにスタンバイ。バンカは次第にジンベイザメに近づく。そこへでかい声で『飛び込め！』ジャッボーン！ゲゲェ！海の中真っ暗だ。そう、ここは深いのだ。何も見えない。ゲゲェ！出遅れた私の前には前を泳ぐ人のフィンが作り出す泡・泡・泡．．．泡しか見えない．．．結局１回目はジンベイザメは見れなかった。船に上がった他の５人、泡だけ見ていた私を除いて皆ジンベイザメと遭遇したらしい。みんな興奮していた。気を取り直して次の機会を待つ。１０分後、２回目の『ジンベイザメ発見！』の声。コーディネーター君の言っていた『ガムシャラニ泳ゲ』の意味も理解した。今度は同じ失敗しないぞ．．．と言い聞かせる。ジャッボーン！真っ暗だけど、他の人のキックの泡がない。視界良好だ。ひたすら、指示された方向に泳ぐ。何も出ないじゃないか．．．と思った瞬間．．．突然巨大な影が．．．ギャー、ジンベイザメだ！近づくなと言われていたけど、向こうから近づいてくるではないか。少なくとも私はそう感じた。逃げろ～。尾っぽに蹴られちまう～。必死に遠ざかろうとするが、救命胴衣でプカプカ浮いている私は遅い。でもジンベイザメは私を追ってこず、どことなく消えていった。時間にして約２０秒くらいか。これが私の恐怖の初体験。船に上がっても興奮が冷めやらない。水中が暗く遠くが見えないので、ジンベイザメは突然現れる。これには本当にビックリした。そして私の数メートル下を巨大なからだがゆっくりと泳ぐのだ。徐々に慣れてきた私。次第にジンベイザメを追えるようになってきた。私は救命胴衣を着ていたので、ジンベイザメをずっと追いかけることは出来なかったが、結構頑張って追っかけた。救命胴衣を着なければ、もっと追っかけられたと思う。結局、５回飛び込んで４回遭遇しました。ピークシーズンだったらもっと遭遇したのかも．．．いずれにせよ、ヤッタネ！パチパチ！そして約２時間後ジンベイザメと泳ぐツアーの興奮さめやらぬままビーチに戻ってきたのでした。

  2006年05月16日

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（４）　フィリピンの名峰マヨン火山！

  旅行初日の午後はレガスピ観光、マヨン火山とカグサワ教会跡です。厳密に言えば、カグサワ教会跡とマヨン火山がセットになっていて、実際に行ったのはカグサワ教会跡です。マヨン火山はどこから見ても美しいのですが、このカグサワ教会跡から見たマヨン火山が一番絵になるみたいです。フィリピンの名峰「マヨン火山」マヨン火山。富士山と同様、円錐形の美しい火山、しかも活火山です。山頂からは煙モクモク。マヨン火山はレガスピ旅行の醍醐味で、時間がある人は登山に挑戦するみたいです。私の持っている『るるぶワールドガイド（２００５年５月発行）』によると標高２４６２ｍ。ちなみに『地球の歩き方』２００２～３年版では２４２１ｍ。伸びたのかなあ。いずれにせよ美しい火山です。この火山、数年前にも小噴火があったらしく、カグサワ教会跡でその時の写真も売っていました。またずっと昔１８１４年には大噴火して多くの犠牲者がでたみたいです。カグサワ教会跡．．．１８１４年の大噴火で炎上し廃墟となった教会です。ここは９年ぶり２回目ですが、何回来てもその美しさは変わらないでしょう。廃墟となった教会、遠くに見えるマヨン火山、そしてのどかな水田、素人カメラマンでもそれなりの写真が撮れてしまう。本当に美しい。カグサワ教会跡。美し～い。ここで嬉しかったことをもう一つ。それは土産物売りの子供たち。外国人しかも日本人観光客の多いセブだと日本人プライスがあったり、外国人慣れした物売りがいて、嫌な気分になることがあった。今いるかどうかは知らないが、初めてセブに来たとき、貝細工を恐るべき値段で売りつけてきた最悪の物売り。何も買わないと『日本人オ金アル、心ナイ』と捨て台詞をはいた。でも、ここカグサワ教会跡は前回来た時と全く同じだったのだ。カグサワ教会跡に到着した途端、御決まりのことだが可愛い物売りたちに取り囲まれる。夏休みだからだろうか、たくさんいる。可愛い物売りたちは『写真やネックレスを買って．．．』と言ってくる。でも、土産物に全く興味にない私は『ワタシャ買わないから、売ろうとしても無駄だよ』といつものように答える。で、ここで他の観光地と違うのは、その後、その可愛い物売りたちは何も言わずにただ黙ってついて来るだけ。そして、その中の一人の女の子、歳にして１２歳くらいだろうか、綺麗な英語でガイドし始めたのだ。『マヨン火山は○×年に噴火した』だの、『ここはコンベント（修道院）跡だ』だの．．．いろいろ説明してくれる。下手な日本語ガイドよりもずっと素敵な説明をしてくれる。写真を撮ってあげるとも言ってくる。『相手が悪いよ、わたしゃ買わないよ』と思っていた私も、健気な女の子に感心して、とりあえず値段を聞いてみた。彼女が売っていたのはマヨン火山の写真だ。その写真も一枚一枚説明してくれた。で、彼女の返答は何と．．．「１枚３５ペソデ～ス。３枚ダト１００ペソデ～ス。」全然外国人プライス・日本人プライスになっていない。 嬉しくなった私は、他の子にも値段聞いてみた。彼女らは貝細工のネックレスを売っていた。『このネックレスいくら？』７歳くらいの女の子がやはり綺麗な英語で答えてくれた。『１０ペソデ～ス。』ガーン！超ローカルプライス。『ちなみにこのブレスレットは？』ガーン！何と答えは．．．『５ペソデ～ス。』確かに安っぽい貝細工なのだが、すごく感動した。で、ネックレスやブレスレットは買わず、真剣にガイドしてくれた女の子から写真を３枚買ってあげた。ネックレスとブレスレット売ってたの子、ゴメンね、今度来たとき買うから．．．カグサワ教会跡の観光客はほとんどがマニラからのローカル観光客だから、土産物もローカルプライスなのだろう。ネックレスを売っていた可愛い女の子たち。みんな同じ顔してた。姉妹なのかなあ。で、カグサワ教会跡を出発するとき、別の男の子が写真を売りに来た。その子をからかう。『写真いくら？』『１枚３５ペソデ～ス。３枚ダト、１００ペソデ～ス。』値段は統一されている．．．『そ～。結構安いじゃん。そうそう、俺もすごくいい写真あるんだけど買わない？一枚５０ペソでどう。３５ペソまで負けてあげるからサ～。３枚で１００ペソ。ど～お？』その男の子、ばつが悪そうにデレデレ笑っていた。カグサワ教会跡・マヨン火山は本当に心が和む観光地だ。

  2006年05月15日

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（３）　激辛ビコール地方郷土料理を食す！

  ホテル『ＰＥＰＰＥＲＬＡＮＤ　ＨＯＴＥＬ』のチェックインが済んで、さあ昼飯だ。今回の旅行の魅力のひとつ『ビコール地方郷土料理』。いっしょに行ったみんなとレガスピ市街地へいざ出発。レガスピって小さい町です。ホテルを出て１０分くらいで町の中心部。そのちょっとはずれにそのレストランはありました。レストランの名前はこれまた可愛い名前『Ｓｍａｌｌｔａｌｋ　Ｃａｆｅ』。普通の民家をそのまま使ったようなレストラン。名前からは想像できませんが、郷土料理を堪能できます。店の雰囲気は何となくスペイン風。古いフィリピンスタイルの建物を改造しているのでいい感じです。Ｓｍａｌｌｔａｌｋ　Ｃａｆｅの店内。感じのいい店でした。で、メニューですが、実は私たちグループ旅行だったので、料理はファミリースタイルで出てきました。ファミリースタイルっていうのは、テーブルの真ん中に料理の大皿があり、それをみんなで突くっていうもの。ビコール郷土料理のオンパレードでした。まず料理が出る前に『ピリナッツキャンディ』が出てきました。というより、案内してくれた知り合いの現地コーディネーター君が勝手に持ってきたもの。ピリナッツはビコール地方特産のナッツ。味付けもいくつかあって、甘口キャラメルと混ぜたものやビールにあいそうな塩味、シンプルなピリローストなどなど。出てきたのは甘口キャラメルと混ぜたものでした。↓　　↓　　↓ピリナッツキャンディー。美味しかったです。そして『ビコールエクスプレス』。『ビコールエクスプレス』は野菜をココナッツミルクとチリ（唐辛子）で煮込んだ、ここビコール地方の激辛郷土料理。本場の味です。本当に辛かった。チリ・ココナッツミルクのバランスが素晴らしく、ご飯がいくらあっても足りません。超暑いフィリピンでビコール地方の激辛料理は食を大いにそそってくれる。旅行コーディネーター君は、セブやマニラのビコールエクスプレスはセブ人やマニラ人の口に合うよう、辛さがかなり落とされていると言っていました。確かに今までセブで一番美味しいと思っていた『ゴールデンカウリー』の『ビコールエクスプレス』（４月１５日の日記もみてくださいね）は、本場のと比べると全然辛くないし、今思えば、どちらかと言えばココナッツミルクの味がきつく感じる。ココナッツミルクがきついと多くの日本人は抵抗感を感じてしまうという。本場の『ビコールエクスプレス』はココナッツミルク臭さを感じさせないのだ。これを食べれば、『ゴールデンカウリー』の『ビコールエクスプレス』は食べられないかもしれない。ビコール料理その次は『ピナンガット』。これは『ＧＡＢＩ（里芋？）』の葉っぱをココナッツミルク・チリで煮込んだもの。『ビコールエクスプレス』ほど辛くないのだが、それでも辛い。ＧＡＢＩの葉っぱ．．．なぜか懐かしい味がするのだ。日本でも食べたような味だ。これもまた、これだけでもご飯がいくらでもいける。ピナンガット（Ｐｉｎａｎｇａｔ）は懐かしい味？そして驚きは超人気メニュー『ビコールエクスプレス・パスタ』と『パスタ・ピナンガット』。どちらともベースはカルボナーラっぽいのだが、それぞれ『ビコールエクスプレス』と『ピナンガット』が混ぜてあるのだ。麺はフィリピン人好みの柔らかめ。それも気にならないくらいピリ辛が効いているのだ。『ビコールエクスプレス・パスタ』『ピナンガットパスタ』『Ｓｍａｌｌｔａｌｋ　Ｃａｆｅ』ではシーフードはでませんでしたが、激辛郷土料理は最高でした。私達は知人でもある現地旅行コーディネーター君が案内してくれたので簡単に行けましたが、初めてだと探すのはちょっと難しいかも。あっ、それから、レガスピそれなりの大きさの町なんですけどタクシーが走っていません。庶民の足ジープニーとトライシクルです。下の住所と電話番号を辿って行ってみてください。Ｓｍａｌｌｔａｌｋ　Ｃａｆｅ住所　０５１　Ｄｏｎａ　Ａｕｒｏｒａ　Ｓｔ．，Ｌｅｇａｚｐｉ　Ｃｉｔｙ電話　６３－５２－４８０－１３９３

  2006年05月14日

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（２）　レガスピのホテルは唐辛子？

  いよいよレガスピに出発だ。午前９時５５分、セブ発レガスピ行きエアーフィリピン２Ｐ１６便に乗る。本当に久々のレガスピなので心ワクワク．．．約1時間後、レガスピ上空に入る。マヨン火山の勇姿．．．を期待してたのだが、あいにく雲に覆われていて見えなかった．．．残念．．．で、定刻どおり１０時５０分にレガスピ到着。エアフィリピンはほぼ満席だった。今回の旅行の日程は、一日目：午後、レガスピ観光二日目：ソルソゴン・ドンソル村でジンベイザメと泳ぐ。三日目：何もせずセブに戻る。空港到着後、即ホテルに直行、というか車で１分の距離だ。ホテルの名前は『ＰＥＰＰＥＲＬＡＮＤ　ＨＯＴＥＬ』。訳すと『唐辛子の国のホテル』。なかなか可愛いネーミングだ。そういえばレガスピのあるビコール地方は唐辛子の効いた郷土料理で有名だ。以前紹介した『ビコールエクスプレス』の本場だ。それにしてもすごく派手なホテルだ。壁の色は派手な真っ黄色。部屋の壁は黄緑とオレンジのツートン。もしかしたら、この異常な色使いは唐辛子の辛さをイメージしてるのかなあ。まあこの色使いの好き嫌いを別にすれば、なかなか良いホテルだ。これがペパーランドホテル。普通のオフィスビルのような建物。室内、バスルームは非常に清潔。ケーブルＴＶでＮＨＫも映る。お湯シャワーも小型ヒーターだけど問題ない。バスタブはないけど、私にゃ必要ない。廊下ですれ違うホテルスタッフがちゃんと挨拶できる。また、感心したことがもうひとつ。フロントの女の子に『ラ・トリニダッドホテル』と『ペパーランド』どちらが良いホテル？って意地悪な質問をした。ラ・トリニダッドホテルは地球の歩き方に四つ星と載っていた。そこの女の子の答えは．．．『レガスピノ全テノホテル、ベリーグッド』些細なことだがこれはすごいことだ。こういうしっかりした対応ができるスタッフがいるホテルはそれだけで合格点をあげちゃいます。田舎のホテルなのによく従業員教育が行き届いている。あれだけ変だと思っていた色使いもなぜか好きになってきた。ペパーランドホテルのフロント。『写真撮るよ』の声に恥ずかしがっていた。ＰＥＰＰＥＲＬＡＮＤ　ＨＯＴＥＬ住所　Ａｉｒｐｏｒｔ　Ｒｏａｄ,　Ｌｅｇａｓｐｉ　Ｃｉｔｙ（超シンプルな住所だこと）電話　６３－５２－４８１－８０００ＦＡＸ　６３－５２－８２０－１１８９ＨＰ　www.pepperlandhotel.comセブからレガスピへは．．．最も便利なのは、Ａｉｒ　Ｐｈｉｌｉｐｐｉｎｅｓセブ発０９：５５～レガスピ着１０：５０レガスピ発１１：２０～セブ着１２：１０（運行日　火・木・日）船を乗り継いで行く方法もありますが時間がかかります。マニラからレガスピへは．．．Ａｉｒ　Ｐｈｉｌｉｐｐｉｎｅｓがやはり便利。マニラ発１２：４０～レガスピ着１３：３５レガスピ発１４：０２～マニラ着１５：００（運行日：火・木・土）その他長距離バス（約１１時間）や国鉄（約１６時間）でも行くことができるみたいです。

  2006年05月13日

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  ジンベイザメと泳ぐツアーとレガスピ観光（１）　プロローグ

  今日からレガスピ・ソルソゴン旅行記です。去る５月７日から９日、友人からの誘いでジンベイザメと泳ぐツアー＆レガスピ観光に行ってきました。実はレガスピは今回で２回目です。前回は９年前。このレガスピは私にフィリピン移住のきっかけをつくった魅力たっぷりの町なのです。そしてソルソゴン。今回はソルソゴン・ドンソルでジンベイザメと泳ぐのが目的なのですが、ソルソゴンは前々から行きたかった町。新鮮で激安のカニやロブスターで有名なのです。（回顧録）十数年前、日系企業セブ工場に派遣されたとき、『フィリピンのことを知るのは映画が一番だ。映画は世俗を反映する』と考え、多くのタガログ映画を見ていました。もちろん言葉は分かりません。でも何となくこれがフィリピンだって分かってきます。コメディー映画は余りにもつまらなすぎて途中から殆ど見なくなりました。よく見たのはアクション映画と社会派映画です。アクション映画でよくあるパターンは、１．悪事を働く地元の金持ち、そいつに雇われる私兵２．腐敗する警察上司３．そこで働く正義感強い若手警察、そして警察上司とも対立４．それでも悪に立ち向かう５．地元金持ちグループにレイプし惨殺される若手警察の妻子６．妻子の葬式にまで来て銃を乱射する雇われ私兵７．怒りに燃える若手警察が悪を懲らしめる．．．まあ、こればっかりじゃないですが、なるほどな．．．と納得させられます。その当時のフィリピンの社会問題、腐敗や悪に対する庶民の願望．．．などなど結構勉強になりました。もう一つのジャンル『社会派映画』ですが、一番感動した映画『PANGAKO NG KAHAPON（邦題：『あの日の約束』）』、これは本当に素晴らしかった。しかもロケ地はなんとレガスピ、美しい光景だ。社会派映画だけど純粋なラブストーリー。そして超悲劇的なストーリー展開．．．肝心のストーリー。おぼろげながら覚えている記憶を辿ると．．．１．アバカ（たぶんアバカだと思う）農園を訪れる州知事。　　農夫に歓迎されていた。２．工場設立視察に訪れる日系企業幹部。　　日系工場を誘致したい州知事．．．３．しかし突然の州知事の死。４．州知事の葬儀に３人の異母姉妹が遭遇する。　（州知事は３人の女性を平等に愛していたようだ）５．長女以外は愛人の娘．．．６．次女はマニラで法律の勉強．．．７．三女は一番貧しくアバカ（だと思う）農園で働く陽気な女の子　（この子がヒロインです。若かりしドナ・クルーズ）．．．８．長女は親から譲り受けたビジネスを強引に拡大．．．９．それに反対するアバカ農夫の労働争議勃発．．．10．長女は力ずくで労働争議を押さえ込もうとする．．．11．そして長女派が労働争議のリーダーを暗殺．．．12．そのリーダーが三女のボーフレンド．．．13．号急する三女ドナ・クルーズ。14．法律を学んでいた次女が三女を哀れみ、法廷闘争へ．．．　　そして長女に判決が下る．．．（うろ覚えなので、もしかしたら内容が違うかもしれません）実はこの映画日本でもアジアの映画として紹介されたことがあります。６年前くらいだったか、たまたま日本に仕事で帰ったとき、アセアンセンターが主催していたアジア映画祭です。その時『あの日の約束』が邦題だと分かりました。本当に素晴らしい映画なのです。エンディングは名曲『HABANG MAY BUHAY（だったと思う）』 ．．．涙もろい私はシクシク。これでドナ・クルーズのＣＤまで買ってしまいました。で、どうしてもこのロケ地に行きたいというミーハーな考えでレガスピに行った．．．それが９年前なのだ。（ヨン様追っかけに似ているのが恥ずかしい。）（現在に戻る）そして今回が２回目のレガスピ、しかもジンベイザメと泳ぐツアー付だ。ジンベイザメは凄かったよ。

  2006年05月12日

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  ボホール島で観光した。

  日曜日から昨日までちょっと出かけてたのでブログ休んでました。実は知り合いから誘われてレガスピに行ってきました。ということで、前回のボホール島の続きなんですが、シキホール島からの船が２時間も遅れたため、結局全スケジュールがパーになりました。何もしないのはしゃくなので、折角だからチョコレートヒルとターシャーを見に行きました。今回のボホール島行きの成果はターシャーの写真を撮ってそれをブログのプロフィールに使うことにしました。それだけです。ボホールの最大の魅力はターシャーかなでも、ボホール島は何度行っても良いですね。少しずつ都会になっているのが、田舎大好きの私には気がかりですが、やっぱり良い島です。その日の夕方、５時の高速船オーシャンジェットで無事セブに戻ったのです。タグビララン港に入るオーシャンジェット。船内で上映された映画は面白かった。でも、セブに着くまでの時間内におさまる映画にして欲しい。クライマックスが見れず、超欲求不満。

  2006年05月10日

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  ボホール島へ。ウイーサム・エクスプレスに乗る。

  シキホール島からの船が２時間も遅れたため、当初予定していた６時２０分のボホール島行き高速船オーシャンジェット（第一桟橋）には間に合わず、８時４０分の高速船ウイーサム・エクスプレス（第四桟橋）に乗ってボホール島に行きました。出航待ちをする高速船ウイーサム・エクスプレス実はシキホールからの船が多少遅れることを予測して、６時２０分のオーシャンジェットと８時４０分のウイーサムのふたつのチケットを買っていました。乗れなかったチケットはキャンセル料が多少かかりますが払い戻しがききます。結局、乗れなかったオーシャンジェットは後日払い戻しました。シキホールからの船がセブの第一桟橋に着いたのが８時過ぎ。それから、下船できたのがなんと８時１５分。急がなければならない。第一桟橋からウイーサム・エクスプレスの第四桟橋までは車で１０分はかかるだろう。普段は絶対使わない桟橋ポーターとタクシー拾い小僧にちょっと多めに払った。荷物がかなりあったのでポーターには相場が５０ペソのところ１００ペソ、タクシー拾い小僧には大奮発の７０ペソ。それでもタクシー拾い小僧は不満そうだった。また普段使わない港の客待ちタクシーも使った。ここの客待ちタクシーは特に外国人だとメーターを使おうとしない。彼らは交渉すれば嫌々ながらメーターを使うのだが（それでも使わない場合は一旦乗った後、乗車拒否する）、交渉してるような時間はない。また、ちょっと歩いて港の外に出て流しのタクシーを拾う手もあるのだが、それも時間的に無理。タクシーの運ちゃん２００ペソだと言い張ったが、結局１００ペソで落ち着いた、というか１００ペソも払った。メーターだと５０ペソくらいのところだ。８時３０分．．．何とか第四桟橋に到着。間に合った。で、そこで眼にした光景は．．．待合室にの多く人がいる～。係員に恐る恐る聞いてみると．．．「船遅レテマ～ス。マダ着テイマセ～ン。」息をゼ～ゼ～して、ポーター、タクシー拾い小僧、港の客待ちタクシーまで使ったのに．．．結局ボホール島タグビララン港行きウイーサム・エクスプレスは３０分送れて９時１０分出港した。約２時間後ボホール島に到着だっ！ウイーサム船内の売店。品数は少なかったがサービスは良かった。コーヒー注文したら席まで持ってきてくれた。

  2006年05月06日

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  『魔法の島シキホール』へ（８）　シキホール島の魅力

  ココグローブのホワイトサンドビーチシキホール特集もそろそろ最終章に入りました。今日はシキホールの魅力を再度まとめてみました。まず第一に魔法の島であること。今回２人のヒーラー（ブルブルと天然薬草療法）を紹介しましたが、彼ら以外に、より神秘的なヒーラーと会ったことがあります。彼の診察は現代文明とは全くかけ離れたもので、患者のひたいに指をあて、御呪いのようなものをつぶやきます。そして患部に天然薬草療法をほどこすのです。彼らヒーラーが口を揃えて言うのは『信じなければ治らない．．．』です。実際にフィリピン国内だけでなく、この噂を聞きつけた外国人もその治療を信じ、このシキホール島に来ているのだということです。もちろん、これもその神秘さを物語る一例にすぎません。シキホールについては文化人類学、民俗学の専門家も多くを語っています。シキホール島は奥が深く、私の理解もやっと入り口に入った段階なのです。第二に豊かな山の自然が残されていることです。沿岸部の低い山にはほとんど木が生えていないのですが、島中央部の山間部には熱帯雨林のような鬱蒼とした森があります。何となく想像出来ますよね。ハリウッド映画に出てきそうな南海の孤島．．．ジャングル．．．そこには美しい滝（三段の滝って感じ）、鍾乳洞．．．これらがほぼ自然のままなのです。そしてこの自然が神秘的ヒーラーと絶妙にコラボってるんです。自然豊かなカムブガハイの滝第三にダイビングポイントです。私はダイビング恐怖者ですので、あまり詳しいことは話せませんが、結構いいポイントがあるそうです。まあシキホール島の良さをPRしてきましたが、悲しいかな、シキホールの観光産業はイマイチです。土産物店．．．どこのあるのかわかりません。旅行代理店．．．どこのあるのかわかりません。マリンスポーツ．．．ダイビングとシュノーケリングだけ。レンタカーサービス．．．ホテルでアレンジしましょう。だから、現段階では、ダイビングは別として、どちらかと言うと超マニアックなデスティネーションなんですね。例えば．．．神秘的ヒーラーパワーを信じてみたい人．．．惚れ薬を試したい私のような人．．．自然が大好きな人．．．古いキリスト教建築を見てみたい人．．．アカシアの巨木を見たい人．．．もちろんダイバーさん．．．５月３日の日記で紹介した原田さんに興味のある人．．．フィリピンの田舎の素朴さを味わいたい人．．．観光客の少ないホワイトサンドでのんびりしたい人．．．にお薦めで～す。山の自然大好き派の私としては次回はゆっくり山の中を歩きますよ。歴史的建造物　Lazi村にあるConvent（修道院）ということで、シキホール島観光は、セブ・ビサヤ諸島の離れ島観光に詳しい．．．トラベルビジョン・ファンタスティックセブ がお薦めです．．．

  2006年05月04日

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  『魔法の島シキホール』へ（７）　シキホール島の日本人リゾートオーナーと出会う。

  遠浅のリーフに一直線に伸びるシキホール桟橋ここで声を掛けられました。話は変わりますが、シキホール島に到着したとき、男性から日本語で声を掛けられビックリしました。その男性は何と日本人で、港でお客さんを待っていたようです。私の出迎えの車に私の名前入りバーナーが掲げられていたので、お客さん以外の日本人（私）が来ることを知っていたみたいです。すごく気さくに、「この島でリゾートやっています。リゾート名は『ＶＩＬＬＡ　ＭＡＲＭＡＬＩＮＥ』です。今度来たときは是非遊びに来てくださ～い。」実は以前よりシキホールに関するＨＰを拝見していたので、このリゾートの名前とオーナーのことはある程度知っていました。ＨＰの印象では、リゾート経営者というより地道にボランティア活動している日本人って感じです。桟橋での一瞬の出会い、恐らく１５秒くらいの会話でしたが、セブに戻った後、Ｅメール交換しています。原田淑人さんっていいます。原田さんのリゾート『ＶＩＬＬＡ　ＭＡＲＭＡＬＩＮＥ』のＨＰは、http://www.marmarine.jp/index.phpです。なかなか綺麗そうなリゾートです。

  2006年05月03日

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  『魔法の島シキホール』へ（６）　シキホール島からセブへ戻る。

   セブ行きフェリー。ラレナ港にて。写真ヘタクソ！無事シキホール島での仕事が終わりました。やれやれ。折角シキホールまで来たのだから一泊くらいはしたかったのですが、翌日はわけあってボホール島に行かないといけません。実は、当初シキホールでの仕事は火曜日の予定。火曜日だったらシキホール島からボホール島に向かう夜行直行フェリー（片道たったの３時間）があり、ラッキー．．．と思っていたんですが、仕事は月曜日に変更。仕方なく深夜フェリー（ドゥマゲッティ経由でセブまで、なんと１０時間）を使って一旦セブに戻って、折り返しボホール島に行くことになったのです．．．仕事を終えて、シキホール島を代表するリゾート『ココ・グローブ』で夕食をとりました。シーフードをメインとした夕食で結構美味しかった。でもフェリーの出発予定時刻の８時まで時間が少なかったので、急いで食べ終わりました。『ココ・グローブ』はシキホール島では一番施設の整ったリゾートのようです。３年前はここに泊まりました。『ココ・グローブ』はどちらかと言うと豪華っていう感じじゃないです。どこにでもあるようなどちらかというと明るい感じのサッパリしたトロピカルガーデンリゾートではなく、大袈裟に言えばビーチ・ジャングルリゾートって感じです。結構多くの宿泊客を見ましたが殆ど白人でした。オーナーはドイツ人かオーストリア人だったと思います。ラレナ港についたのは７時４０分頃。港には大きなフェリーが一隻泊まっていました。船が出港の準備をしていたようだったので、急いでブリッジを駆け上りました。ハアハアそして、そこの立っていたクルーにチケットを渡すと．．．「コレ船違ウヨ」途方に暮れました。船はこの船しかいないじゃないの。で、桟橋のゲートまで戻ってセブ行きのフェリーはどうなってるか聞いたところ、ガガーン「ソレ２時間遅レテイル。１０時出発ダ。向コウノ待合室デ待ッテナ」遅れた理由を数人に聞いてみましたが、みんな言っている事がバラバラ。いずれにせよ、２時間遅れになったのだ。それにしても、セブの短距離フェリーはよく遅れると聞いていたけど、最高でも３０分くらいだろうと思っていたので、この予想だにしなかった２時間の遅れにはかなり衝撃をうけました．．．午後１０時、２時間遅れで出発しました。疲れているところに、フェリーの心地よい揺れ。乗船するやいなや、爆睡です。何故だか目覚めもよく、日の出と同時に目が覚めました。とっても爽やかなフェリー船上での朝でした。フェリーの船上の様子。セブ到着まで１時間．．．そして午前８時、本当に正確に２時間遅れでセブに８時につきました。そして、この遅れが、これに引き続くボホール島でのスケジュールに影響を与えたのだった。旅の教訓セブを基点とするフェリーは遅れることが多い。時間にはかなり余裕を持とう！夜行フェリーはバックパッカー向きですよ。

  2006年05月02日

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  『魔法の島シキホール』へ（５）　天然薬草療法と惚れ薬

  天然薬草を説明する謎の老人ヒーラー謎の老人ヒーラーの家は鬱蒼と茂った森の中小瓶に入った天然薬草 シキホール島の神秘的ヒーラー第２弾は天然薬草療法です。シキホール島が魔法の島たる所以は、おそらくこの天然薬草療法が現代においても脈々と引き継がれているからではないでしょうか。前回紹介した『ボロボロ』は『ボロボロ療法』だけでしたが、天然薬草療法を混ぜ合わせた『ボロボロ』もあるといいます。写真のご老人、天然薬草を調合する人です。それなりに有名な天然薬草調合師ということでした。そこにどのようにして行ったかは覚えていませんが、シキホール島のちょうど中央部、山の中の村でした。このご老人、もちろん英語は通じません。通訳の人を介したのですが、英語で病名を羅列されたので、何に効くかはよくわかりませんでした。そんな私を見かねて、通訳してくれた人．．．『何デモ効クノヨ』．．．らしいです。薬草の種類についてはらしいです。いずれにせよ、摘んできた天然の薬草を乾燥させ、または不思議な溶液につける．．．といったものです。でも、私は病気に効く薬草より、もっと魅力的なもの．．．ヘヘヘ！それは．．．惚れ薬（ラブポーション）　　　．．．Ｙａｈｏｏ辞書では媚薬．．．３年前初めてシキホール島に行ったとき、私のまわりの独身男性諸君が、「シキホール島行ッタラ『ラブポーション』土産ニ買ッテキテ」そうなんです。シキホール島が魔法の島で有名なのですが、フィリピン（少なくともセブ）の男性諸君には『惚れ薬の島』としても有名だったのです。その老人、惚れ薬も作っていました。スゴク効クンジャ．．．といったことは覚えています。通訳の人が使い方を教えてくれたのですが、すっかり忘れちゃいました。もちろん買いましたよ。小さい容器に入った乾燥薬草です。何故だか分かりませんが、衝動的に２つも買ったのです。いくらしたと思いますなんと一個５００ペソ二個で１０００ペソ超高いもしかしたら日本人プライスでも、恋に悩む男に必要な薬、背に腹は変えられぬシキホール島からセブに帰ったときには処方を完璧に忘れていました。まあ何とかなるだろうと思って、それを手の中で適当に揉んで、知らん振りして彼女の肩にタッチしました。恐るべし惚れ薬パワーそう今の彼女．．．その時からです。シキホール島には、多くの神秘的ヒーラーがいます。その治療法もヒーラーによって少しずつ違うそうです。本当かどうか分かりませんが、不治の病が治ったという人もいるそうです。でもシキホール島の人は口をそろえて、本当だと言います。確かに私の買ったラブポーションは効いたのは事実です。恐るべしシキホール島！次回はシキホール島からセブに戻る．．．の巻です。

  2006年05月01日

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• 『魔法の島シキホール』へ（４）　天然療法「ボロボロ」

  やっとシキホール島に到着しました。３年ぶりです。３年前は高速船『オーシャンジェット』がセブ～ボホール島～シキホール島を運行していたのでとっても楽でした。早く再開してもらいたいです。今回のシキホール島は仕事のためでしたので、写真が撮れませんでした。ということで、３年前に撮った写真を載せます。日本では全く無名のシキホール島。でも、この島、フィリピンでは魔法の島として超有名です。そしてなにやら恐ろしい島らしいんです。事実セブの多くの友人は、怖いから絶対に行きたくな～い！こういうことで、観光産業をはじめ多くの産業から取り残された島です。魔法の島．．．実はこの島、多くの神秘的ヒーラー、天然療法師が存在するのです。３年前来たときは２人のヒーラーと出会いました。今日紹介するのは、その一人、『Ｂｏｌｏ　Ｂｏｌｏ（ボロボロ）』．．．です。．．．ある晴れた日、お爺が村はずれを歩いておったそうな。ふと見ると地面に小石。それを家に持って帰ったそうな。そして、その夜、お爺は奇妙な夢を見たのじゃった。『お爺。今日見つけた小石は魔法の石じゃ。お前はその小石を使ってボロボロをして、多くの人を助けるのじゃ』．．．これがボロボロの始まりらしいです。ボロボロ治療コップに水を入れて、その中に魔法の石を入れます。それを患者の患部に当てて、パイプで息を吹きかけます。　　　　↓↓↓そうすると、摩訶不思議。水が濁ってくるのです。この濁りが病気の原因で、このコップの水が濁らなくなるまで、ボロボロを繰り返すのです。ボロボロに行った時、ちょうど５歳くらいの男の子が治療を受けていました。そして気持ち診察料２０ペソを払っていました。私も試しに受けてみました。肩こりです。肩や首筋にブルブル、ブルブル。オー、水が濁ってきた！私の場合、３回繰り返すと、水が濁らなくなりました。ボロボロの語源はこのブルブルらしいです。もっと神秘的な名前の由来にしてほしいですね。残念ながら私の肩こりは治ったとは言えませんです。でも、結構多くの人がこの治療を受けて実際に治ったのだ．．．と言っていました。とりあえず、子供が２０ペソ払ったのだから、大人の私は．．．５０ペソ払いました。でも、その時私の友人は１００ペソ払ったそうです。診察料は気持ちらしいです。こういった治療はこの島ではごくごく一般的なのです。本当かどうかわからないんですが、知人曰く、フィリピンには５０人余りのシキホール島出身の認定ヒーラーがいるらしく、マニラなどでヒーリング治療をやっているらしい。本当かなあ。次回はシキホール島の天然薬草療法そして私も買った『惚れ薬』の紹介です。

  2006年04月30日

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  『魔法の島シキホール』へ（３）　ドゥマゲッティからシキホール

  前回はドゥマゲッティ到着まで話しましたよね。今日はドゥマゲッティからシキホールに渡るところです。ドゥマゲッティの北の町タムピを出て２０分くらいでドゥマゲッティに着いた。そして海岸通りにある小さなレストランでドゥマゲッティの知人と朝食。フィリピンスタイルのセルフサービスだ。アンパラヤ（ゴーヤです）と卵の炒めものとフライドライス（焼き飯です）と食後の（インスタント）コーヒーをオーダー。アンパラヤと卵の炒め物は美味しかったのだけど、焼き飯は不味くはないが超甘。全部食べたけど、次からは焼き飯は頼まず、普通のご飯にするのだ。その友達、ドゥマゲッティの観光ポイントについて語ってくれた。ドゥマゲッティを一躍有名にしているのはご存知ダイビングポイント。アポ島、シキホール島、セブ島南部のスミロン島、リロアンをカバーする一大ダイビング基地なのだ。これらの多くが随分昔から海洋資源保護地区に指定されており、悪名高いダイナマイトフィッシングの被害がなかったこともあって、このエリア、世界的にも有名です。それからもうひとつ、ドゥマゲッティには有名な大学がある。そう『シリマン・ユニバーシティ』だ。『地球の歩き方』にはフィリピン唯一のプロテスタント系大学とある。ドゥマゲッティ市街地の大半を占めているんじゃないかしら。すごく美しい大学で散歩が楽しい。そういうことで、ドゥマゲッティはプロテスタントの人口比率がスバ抜けて高いらしい。そして、私のお薦め『海岸通り』には可愛い喫茶店やバーペンションホテルなどが並び、夜になると若いカップルのデートスポットだ。また、最近では、熱帯雨林の大自然、温泉、１００を超える洞窟群など新しいアトラクションを開発しているらしい。山好きのＳＫＹＡＮＧＥＬ、次回は遊びで来るのだ。話がはずんで時計を見ると８時４５分。船が９時１５分だから、そろそろ出たほうがいい。桟橋に着くと．．．高速船らしき船が係留されていた。きっとあれだなかなか格好良い船じゃん．．．速そうじゃん．．．　　　　　　　ドゥマゲッティ～シキホール間はとっても便利で、浮き桟橋にあるターミナルに入ろうしたら、「マダ乗客イタゾ！」「ハポンだ！」「早ク早ク！船出ルトコロ！」で、船内に入ったら超満員。最後の客だったみたい。結構こういう迷惑客いるんだよね。他人の迷惑お構いなしに遅れてくる迷惑客。とうとう自分がその迷惑客のひとりになってしまった．．．トホホ急いで席につく。でも、よく考えると．．．まだ出発予定の１５分前だ～。この高速船『デルタファストフェリー』。ドゥマゲッティ～シキホール間の最も便利な交通手段と感じた。料金は片道１６０ペソ＋ターミナルフィー（１０ペソくらいだったかなあ。忘れた。）乗り心地は、まあこういったもんだろう。小さい船なので船室も小さい。そこに最大限イスを詰めたって感じ。小さい高速船がぶっ飛ばすのでエンジン音も大きい。でも、たかだか１時間だから苦にならないだろう。それ以前に、超睡眠不足だったので爆睡してしまったのだ。そしてふと目がさめると窓の向こうに大きな島が．．．もうすぐシキホール島到着だ

  2006年04月28日

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  『魔法の島シキホール』へ（２）　オンボロ船で中継地ドゥマゲッティへ

  バト港遠くにみると格好良いけど近くで見ると超オンボロ船憧れのシキホール島。今回のシキホール島行きのルートは、セブ市から陸路セブ島最南端へ．．．そこからネグロス島ドゥマゲッティへ連絡船で渡り．．．ドゥマゲティから高速船でシキホール島に渡るというもの。４月２４日午前３時半、セブ・マクタン島を出発して、陸路セブ最南端へ。非常に眠い。今回は仕事なので暴走する長距離バスは使わず、レンタカーをアレンジ。本当にセブの長距離バスは爆走するからね。特にセブ市から南に向かう国道は随分綺麗に舗装されているので、飛ばす飛ばす。サンタンダール・バト港に到着したのは早朝６時過ぎ。それまではグッスリ眠った。ここバト港からとなりの島ネグロス島ドゥマゲッティ（実際はドゥマゲッティの北の町タムピ）に渡るのだ。セブからドマゲッティへはいつも高速船を使っていたので、今回のこのルートは初めて。不安と新しいもの好きの好奇心でいっぱいだバト港に着いたら、ちょっと前に船は出ていたらしい。６時に出たみたい。次の船は７時。まあ、ドゥマゲッティからシキホールへ渡る船は９時１５分。７時の船で十分間に合う。７時まで少し時間があるので、バト港（というか船着場って感じ）でのんびり田舎の雰囲気を楽しもう．．．露天商のおばさんやおねえさんと観光客会話をする。そうこうしているうちに沖合いに結構格好良い形の船が近づいているのを発見きっとあれだなかなか格好良い船じゃん．．．高速船みたいじゃん．．．と船が着くのを見守ったのだが．．．近くになってびっくり。ドヒャー！超オンボロ高速船！ワタシャ近視なのだ。まあ、オンボロ船でも船が沈むっていうことはあまりないので心配はしなかったが、とりあえず救命胴衣の位置は確認する。旅行の鉄則ですね。ちなみにフィリピンでは旅客船がよく沈む。この最大の原因は定員・積載量オーバー。最近は以前ほどではないのだが、特にフィリピンの長期休暇には船の移動は避けたほうがいいかもね。このオンボロ高速船に限って言えば、定員オーバーか、何かに衝突するか、大きな横波を受けない限りは沈まないと確信していたので、なんかゾクゾク・ワクワク。乗船券がターミナルフィー込みで一人当たり５７ペソ。ターミナルフィーっていうより桟橋使用料っていう感じだよね。で、定刻通り７時に出航。乗客は１５人くらいかな。ちょっと揺れるけど、木のデッキが濡れたにおい、やかましいエンジン音と小刻みに伝わってくる振動、少しずつ近づいてくるネグロスの山々．．．旅してるって感じががして、なぜか心地よい。約３０分後、時間通りにタムピ港に到着。へ～、時間どおりじゃん．．．と妙に関心。タムピの町からドゥマゲッティ（１８ｋｍくらいの距離）は現地旅行代理店に車をアレンジしていたのだが、そのドライバー曰く、「何デ、カーフェリーニ乗ラナカッタノ。アッチノホウガ早イシ、乗リ心地モ良イノニ。」確かにカーフェリー桟橋がオンボロ高速船の桟橋の２００ｍ先に見えていたのだが、乗ろうとした船がこんなにオンボロな船だとは思っていなかったし、オンボロカーフェリーのほうが遅いと思っていたのだ。でも実際はオンボロカーフェリーのほうが乗り心地がよく、しかも高速らしいのだ。そう、オンボロ高速船だと思っていた船は．．．普通のオンボロ船だったのだ。でもこういった旅って素敵ですよね。仕事じゃなかったら良かったのに。そして予定通り中継地ドゥマゲッティに到着したのでした。セブから陸路でドゥマゲッティに行く場合の教訓バト港からはオンボロ船よりオンボロカーフェリーが良い．．．らしい。タムピ港に到着。正面はオンボロカーフェリー

  2006年04月27日

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• 知る人ぞ知る『魔法の島シキホール』へ（１）

  数年ぶりに魔法の島に行ってきました。そうです、シキホール島です。超魅力的な島で、すごく大好きな島のひとつです。シキホール島はビサヤ諸島にある主要な島でありながら、あまりパッとしてきませんでした。それはこの島が魔法の島としてフィリピン人から恐れられてきたからです。ダイビングポイントとしてダイバーさんには知られています。また、数年前、ＴＢＳの『サバイバー』ロケ地として使われた大自然の残る島です。さすが『サバイバー』です。よくまあ、こんな大自然の中であれだけ長期のロケをやったもんだあ．．．と感心します。今回私は仕事の関係で行きました。日程の都合上、最も一般的な手段である高速船『オーシャンジェット』が使えず、久々の超強行軍でした。月曜日午前３時．．．マクタン島出発　　　　↓～陸路．．．セブ島最南端サンタンダールへ～　　　　↓午前６時過ぎ、サンタンダールＢａｔｏ港に到着。　　　　↓午前７時．．．超古～い船．．．で、サンタンダールＢａｔｏ港からネグロス島Ｔａｍｐｉ港へ。　　　　↓タムピから陸路ドゥマゲッティへ。ドゥマゲッティで朝食。　　　　↓午前９時．．．高速船．．．で、シキホール島へ。　　　　↓午前１０時．．．シキホール島シキホール港に到着。　　　　｜　　　　（シキホール島でお仕事）　　　　｜午後１０時．．．シキホール島ラレナ港出発２時間送れの出発となったフェリーでセブへ．．．（超久々のフェリー泊）　　　　↓火曜日、午前８時１５分やはり２時間遅れでセブ市第一埠頭に到着．．．で、セブ到着後即、ボホール島へ．．．ということで、次の日記から、シキホール島旅行でのちょとしたハプニングをお届けしますでも、シキホール島の魅力については、この島についてもっと勉強してからお届けしますね。ちょっと先になるかもしれません。ごめんなさい。この島、本当に奥が深いんです。それまで暫く待っててね。

  2006年04月26日

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