カテゴリ:本シェア
この間「発酵道」という本を読みました。
先月観にいった「降りていく生き方」のモデルの一つになった 酒蔵のお話です。 酒屋に入って 生産性マーケティングなどを駆使して 売上げを伸ばそうとしていたご主人が 自分の腸を腐らせてしまったことをきっかけに 「腐敗ではなく発酵の生き方をしたい」と 本来あるべき酒造りへと目覚めていきます。 菌を滅し色んなものを添加し効率を高め風味を近づけ 安く大量に安定して作る酒造りから 微生物たちの力を活かすためにそれらが働きやすい場所と時間をとり しっかりした素材を使う生きた酒造りへ☆ まさに今までの経済社会とこれからの経済社会の 縮図を見るようです。 一つを探求していくと到達する真理は どの分野にも共通するといういい事例でしょうか♪ 微生物は自分たちの出番となるとイキイキと働き 他の微生物も尊重してスムーズにバトンタッチをしていく 自分を殺すでもなく 相手を押さえ込むでもなく そんな微生物たちの働きが発酵を生んでいく☆ 実際玄米酒「むすひ」を買ってみたんですが ビンの中で発酵が進んでいて 蓋を開けるときすごくシュワシュワしていて シャンパンみたいに吹き出るんじゃないかと ちょっと怖かったくらいです。 酸味のあるどちらかというと白ワインのような濁り酒です。 とても力のある生きたお酒だと思います。 興味のある方はお試しを http://www.teradahonke.co.jp/ 皮膚や胃腸など色んな微生物と仲良く共生する事によって 僕たちも健康を保てています。 (なので度を越えた滅菌や抗菌は却って危険な気がする・・・) 僕たちが見失っていることで自然から学ぶことはたくさんあります。 色んな名著で言っている真理と通じるものがありますが、 この本だと言葉がすっと届く方もいるかもしれません♪ ふぅ~やっと紹介できたぞ。 自分の時間をゆったり持つって大事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2010 08:28:43 PM
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