テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:母親との未分離な関係
子どもの頃、母親は、返事をするのはきまぐれだった。 機嫌のよいときや都合の良いときには、愛想が良く、 休みたいときや、何かしているとき(たいしたことじゃない、こと)は、返事が無かった。 わたしは、まるで、そこに、いないようだった。 いないように、感じた。 何度も何度も呼ぶと、怒られた。 あるいは、聞こえなかったと、子供だましの嘘を言われた。 無視されるか。 怒られるか。 嘘を言われるか。 日常の、母親と言う人との会話には、いつも怖れが潜んでいた。 物心ついたとき、育児の6割以上は、祖母がやっていた。 母親のやることは、機嫌のいいときに話をきいてくれるか、 怒鳴られるか、無視されるか、嘘を言われるか。 この人も、若すぎたし、愚か過ぎたんだろう。 恨みとか、そういうものは、無い。 あらためて、今を考えたときに、思い出したことだ。 今も、わたしの中には、無視された無力な子どもがいて、無視されるのを極端に怖れている。 そういうことだ。 アタマで考えれば。 心でとらえればどうなるか。まだ、わからない。 Blogならclick! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月18日 03時51分58秒
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