タンスの引き出しを開けたら……
学生時代の友達の年賀状は,2,3,4歳くらいの子供の写真が多く,「まだまだ手がかかります。」とか,「手が離れてきたんでしょうね?」のように書いてあるものが多くなりました。確かに,おおよその事は一人でできるのだけれど,昔から,ちょっと変わった子どもだったので……。本によっては,「普通は面白くない!」とか,書いてあったりもするので,ホッとしたりもするけれど,やはり,身近で,しかもたった一人の娘がとなると,そうそうホッともしていられません子どもが3歳か4歳のとき(幼稚園入園前)に,通っていた教室の教材で,お母さんがタンスの引き出しを開けている絵がありました。タンスが空欄になっていて,そこには,何枚かの絵カードから1枚を選んで合わせます。もちろん,洋服の絵カードもあるので,それを合わせるのでしょうが,うちの娘は迷わずチョウチョの絵カードをペッタリと合わせたそうです。正解,不正解というのを決めつけない教室の方針があったので,そのときの先生の,「そうねえ。タンスを開けたらチョウチョがひらひら飛んできたら,なんか嬉しくなっちゃうわよね。」と言ってくれたことは,本当に嬉しかったことを覚えています。でも,もう8歳。いつまでも,そんな娘をニコニコとみてくれる人はいなくなるはず。そして,理解できなくなる行動があったとき,不信感を抱かれてしまうのです。あの4歳のときからめざましく成長はしてくれたものの,ここにきて,停滞し,そして低下してるのでは?と思ってしまう行動が目立ってきています。昨日,今日は,もうすぐ3年生になる娘に諭して疲れました。今日から,早速,ギンコ(集中力を高める・血行促進)を飲ませています。いつまでも,夢の中で生活していないで,少しずつ現実を楽しんでもらいたいなあ。育児って,終わりはないものだと感じています。課題もたくさんあるし…。前向きにがんばりましょ