美し福島・棚田という日本のふるさとの風景に感動
先日の連休に夫と二人で会津磐梯山や猪苗代湖・五色沼方面へドライブ旅行に行ってきました。かなり久しぶりの会津で、お天気も良くハイキングもできて、素敵な一日になりました。福島ではまだ稲刈りがほとんどされていなくて、黄金色の稲穂が風に揺れていました。またそばの花もちょうど花ざかりで、どこもかしこもそばのかわいらしい白い花が一面に咲いていました。福島は平らな土地が少ないので、田んぼもほとんどが棚田になっています。いわゆる段々畑ならぬ段々田んぼです。山間部などはまさしくネコのひたいほどの狭い土地に米やそばを作っています。しかも棚田なのですから、農家の方々の苦労は推して知るべしです。その大変さを想像すると、到底私たち(夫と二人)には真似ができないなと思いました。まず大型機械が入りませんから、必然的に手作業が多くなります。多くの手間ひまをかけても収量はうちの方より少ないでしょう。それでもこうしてお米やらそばやらを栽培なさっておられるわけですから、同じ農家としては本当に頭が下がります。さて、五色沼ではたくさんの観光客がいました。美しいエメラルド・グリーンの湖面が日差しを浴びてキラキラと輝いていました。久しぶりの五色沼をたっぷり楽しみたくて、五つの沼をめぐるハイキングコースを行くことにしました。岩やら木の根っこやらがごつごつしていて、道そのものが歩きづらい道でしたから、無理せず景色を楽しみながらマイペースで歩いてきました。沼によって多少色が違っていますが、どこも美しい沼でした。他の観光地と違って、コースにはお店も自動販売機も何もありません。そのおかげかゴミもまったく落ちていなくてきれいでした。途中すれ違う人たちと「こんにちは」とごあいさつを交わすのも、疲れが吹き飛びまた元気になっていいですね。磐梯山の山頂近くの山道から見える風景はまた格別でした。裾野に棚田が広がり、その先に猪苗代湖が見えました。美しい福島に感動しきりの1日でした。