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2006.03.27
カテゴリ：日々あれこれ
今朝の朝刊の投書欄の話。
「投稿者の娘さんが, 妊娠した時に通勤時電車に座れなくてつらかったのを聞いて、妊産婦は堂々と席に座ってください」というものがあった。 この投稿者は７０代の女性でした。 もちろんお嬢さんがいらっしゃるのだから、妊娠経験者。 それでも、自分の娘が妊娠するまではこのことに気がついていなかったってことだと思う。 以前「子供づれは大変なので、席に座っても大目に見て欲しい。日本は子供づれに厳しい」という投書に対して、 「あなたは、子供を持つ以前、年寄り等の自分より弱者に対してに席を譲ってきたのか？自分が弱者になった時だけ、他人に親切を強要するのは・・・」 みたいな応酬を、やはり投稿欄で目にしたことがあった。 後者の意見もごもっとも。 で、思った。 やはり、人間は自分の立場でしか物事を見られない人が多いってこと。 もちろん私なんて、その最たる者  。いい年して、すいませ～んだから、つらいことをたくさん経験した人って、他人に優しいんだなって。 お年寄りが地下鉄の列に割り込むのを、結構目にするけど、あれだって、私達が目上の人に必ず席を譲っていたなら、誰もあんなことは、しなくてすむでしょうし、若くて健康な人が、いつも席を譲っていたなら、若くても席を譲らないのは、具合が悪いとか妊娠しているとか、席を譲れない理由があるのだろうって、思いやれるだろうし。 日頃の行いが、自分達の暮らしの首を絞めてることってたくさんあるんだろうな。 健康で若いうちは、なるだけ人のためになる良いことをしましょうね。 情けは人のためならずってね。 でも、若くて健康な人も疲れ切っているのが、今の日本なのかなぁ。 では、お約束の癒しの写真をどうぞ  人気blogランキングへ  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006.03.27 23:02:10
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