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2006.04.26

ミケ・ランジェロ

テーマ：ヨーロッパ旅行(4229)

カテゴリ：日々あれこれ

仕事帰りに英会話教室に行った。
テーマは「尊敬する人」。
あまりそういうことを考えたことの無い私だが、イタリアに行って以来「ミケ・ランジェロ」に興味がある。

サン・ピエトロ教会の「ピエタ像」
聖母マリア以外には持ち得ないような、悲しみをこらえ凛としながらも柔らかな表情。
あのような表情を弱冠２０代の若者が、何故に作り出せたのか？

この世に芸術と、芸術家というものが存在することを実感した瞬間だった

↓襲われたことがあるので、この像だけはガラス越しにしか見られません（だからちょっとピンボケ←単なるいいわけ）
ピエタ像

システィーナ礼拝堂の「最後の審判」

アカデミア美術館の「ダビデ像」

素晴らしすぎて、私には讃える術も無い。
人の作ったものに、あれほど感動したことは今までなかった。

文豪「ゲーテ」が「人間がどれほど偉大なことを成し遂げられるか、ミケランジェロの大壁画を見るまでは、だれも分からないだろう。」と書いている。

システィーナ礼拝堂に入った瞬間、ゲーテの言葉の意味がわかった。
絵に対する才能と忍耐と献身。

私はミケランジェロの成し得た偉業をしり、そして同時に、ゲーテが間違いなく文豪だということを認識したのである。

あの言葉以上に「最後の審判」を言い表せる言葉は無いと思うから。

芸術というものを信じない人も、是非、見に行ってください

ちなみに「ミケ・ランジェロ」は、「マイク・ランジェロ」と発音します。
　
よろしくね　