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カテゴリ:日本語の本
アイちゃんは、日本でこの春から小学校1年生です。ところが「うずらちゃんのかくれんぼ」を楽しそうに読んでいる様子を見て、ふと気づいてしまったのです。「この本って、たしか皇室の愛子さまが2歳ぐらいの時に読んでいた本だったよね!?」そう、我が家の本棚にある日本語の本は、3歳児ぐらい向けのものばかり。香港に来たときからほとんど買い足していなかったため、まるで時が止まっているようだったのです……。そういえば、自分自身が子供のころってどんな本を読んでいたのか、思い出してみました。幼稚園のころ繰り返し読んでいたのは、小学館の「世界の童話シリーズ」。特に、アンデルセンの童話やカロリーヌシリーズが大好きでした。
小学校低学年の頃は、お人形・妖精系の本にはまっていました。 今でも覚えているのは、「ポケットの中の赤ちゃん」、「ふしぎなお人形」、「霧のむこうの不思議な町」。それから「ちいさなももちゃん」シリーズも。 そして小学校中学年のころからは、ファンタジー路線は「メリーポピンズ」がお気に入り。また、「24の瞳」、「ガラスのウサギ」など戦争を語り継ぐ物語を多く読むようになりました。アメリカで1年間を過ごした日本人の女の子の日記、「園子ちゃんのシアトル日記」と出会い、英語やアメリカに憧れ始めたのもこの頃でした。 小学校高学年から中学校では「アンネの日記」に衝撃を受け、アンネフランクに関する本を読みあさりました。今でもアムステルダムにあるアンネの家は、行ってみたい場所のひとつです。 高校時代はパッタリと本を読むことがなくなり、クラスメイトと「別マ」こと「別冊マーガレット」をまわし読みする日々。。。 うーんなつかしい、小学校の図書館で借りたあの本たちは、今はもう手にすることができないのかな~とネットを検索すると―― ありました、ありました! アマゾンのマーケットプレイスで、購入することができるのです。 早速、ちょうどアイちゃんと同じ年齢の頃に読んだ、「ポケットの中の赤ちゃん」と「ふしぎなお人形」をオーダーしました。 アイちゃんに「ポケットの中の赤ちゃん」の表紙をネットで見せ、「ポケットの中から小さな女の子が出てきてね、紙のシュークリームを食べられるようにしてくれたり、天井の中に入ってきて探険に行ったりするんだよ!」と話すと、「読みたい~!今すぐ読みたい~!」と大騒ぎ。 バービーやリカちゃんなど小さな人形大好きなアイちゃんのツボにはまることは間違いないでしょう。 それにしても、今は絶版となっている本と、ネットを通じて再会できるのはとっても幸せなことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月10日 09時15分36秒
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