テーマ:針の木雪上訓練(1)
カテゴリ:訓練登山
朝6時M坂さんにお迎えに来て頂いて我が家出発。本当にいっつも有難うございます。 そして初っ端から、またまたやってしまいました。 扇沢Pで声を掛けて下さった老人と世間話しをしながら針の木の登山道を目指し歩いていたのですが・・・ 何処の山岳会に所属してる?とか今、会長は誰か?とか年末の西穂の滑落の事とか質問されまして・・・ 「かなり詳しいんですね~」 なんてちょっと上から目線で話しておりまして・・・ええ。 「今日は針の木迄ピストンですか?私も去年登ったんですけど眺めも最高ですよ」 なんて言ったらでですね・・・ 「私は長野県山岳会の名誉顧問だ」と・・・ えええ~~~!!! ただのジイサンだと思ったよ。笑 長山協のI沢先生の所に駆け寄り・・・ 「どうしよう?またやっちゃった~。そんなエライ人とは知らずにベラベラ話しちゃったし。 エライ人はおでこに私は〇〇ですって書いて貰わないと困る~。」と泣きついたのでありました。 ってこの先生もエライ人なんだけどね。笑 この名誉顧問のジイサン、あ、ちゃいます。先生は長野県で唯一マナスルっていう山に登頂してるんですって。 どうも発してるオーラが違ったよ~って今更遅いか?笑 焦ってる私を寛大な心で許して下さってるでしょう。ハイ。そーゆーことにしといてね。 幕営地迄2時間、I沢先生に歩き方を教えて頂きながら緊張して歩きます。 どうしても八の字歩きになってしまう癖があるのでまずはそれを直す歩行訓練。 そして雪の斜面では靴を突き刺すのではなく 階段を作る様に蹴り上げる。 ピッケルで刺しながら雪の状態を確かめるんだけどその事を 「雪と対話しながら歩く」とおっしゃってました。感動。 一歩一歩周りの状況を確かめながら雪と自然と対話をしながら歩く。 奥の深い世界ですね。 既に雪上訓練を個人レッスンして貰いながら歩けるなんて贅沢な話しです。
幕営地で今回は私1人のテントを整地&設営します。 何だか初めての1人テント泊にワクワクドキドキです。 雪渓の斜面でまずは3人1組で先生から歩行チェックを受けながら登り下りします。 信大山岳部の方々はさすがに上手かったですよ~。 私は相変わらず本番に弱くグダグダです。笑 今回自分は来年か再来年の指導部試験受講の為に参加したので 2年前と同じ感覚での参加でしたが受講するのなら養成コースだったらしく 恐ろしく専門的&ベテランの方々3名の皆様とI沢先生からレベルの高い内容を受講させて頂きました。 雪上の歩き方、ピッケルの刺し方等本当に間違っていたな~と反省しきり。 スタンデイングアックスビレイでは自己脱出迄を実際行ったのですが四苦八苦。 これは何処かの雪渓で何回も練習しなければ×だと思いました。 指導員の資格なんて早くても3年後だな~なんて弱気になったりして。 いや、真剣に基礎から練習しなくちゃって思いました。 週末の小川山での訓練しっかり身に着けます~~!
夕方からの宴会はいつもの如く盛り上がります。 そこで2年前に初級の歩き方コースでお世話になった先生にかなり上達しているとの評価を頂き 「あ~色々あったけど2年間毎週コツコツ登り続けていた成果が出たんだな」と感激。 ホワイトバーチェの女性も感動してらっしゃいました。 この女性2名はロープワークもテントも素早く適確で憧れました。 私もあんな風に出来たらいいな~と良い刺激になりました。 テントの中で皆さんの自己紹介を伺いながら過ごす時間も楽しかったです。 信大医学部の学生さんとは予防医学等の話しについついのめり込んだりと 新たな出逢いに感謝感激です。 薬師の湯でまたまた信大の女子と一緒になり あまりにも偶然が重なる環境に驚きながら次回又山で会う約束をしたのでありました。 今年は沢に登る仲間が増えそうで楽しみです。 お昼は40分並んで美味しいと評判のラーメン屋さんで山盛りてんこ盛りを平らげましたよ。 美味しかった~~!
帰宅したら孫が遊びに来てくれてデレデレな私です。 いつか山に連れて行くから楽しみにしててね。 ・・・と満足、充実の週末を過ごしました。 明日は山菜採り&採り立て山菜天麩羅を山で頂きます・・・ ぐふふ。 コシアブラ、タラの芽、コゴミ、ウド・・・ 山菜図鑑を読むと・・・山菜の素晴らしい効能について書いてあった。 明日は何が採れるのかな? 自然、万歳! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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