[ムービートーク]の記事一覧 | 「I　love　princess」の店長日記～兼業人の奮闘生活～

嫌われ松子の一生

とうとう映画化ですね。嫌われ松子・・・以前文庫化されていない時に読んで、文庫化され、漫画になって・・・最近文庫のカバーに「映画化決定」に中谷美紀の写真が。主演は中谷美紀かあ～。どんな風に松子になってくれるのでしょう。話も壮絶劇的ですが・・・演じるほうも女優をやめようと思ったぐらい壮絶だったらしいですね。本、漫画と読んでいるので今度は実写。おすぎ曰く最近「邦画ブーム」らしいですね。こちらが記事

東京タワー

あんな美青年がいたら・・・狂ってしまうでしょう。映像が綺麗。風景や部屋。小物・・・。人も綺麗で、見てるだけで・・・・。黒木瞳の美しさや色っぽさは憧れ・・・。女同士の戦いも見ものです、これが結構怖い。寺山しのぶの狂い方もリアルで怖く、作品にインパクトを与えてる。美青年の二人はジャニーズな二人。岡田君は知的で美しく、時に子供っぽい。入ってはいけないといわれる不倫愛の物語。切なくて、悲しくて、やはりうまくコントロールできない感情は人を巻き込み、色んな人を傷つけてしまう・・・不倫愛を美化しているのかもしれない・・・。だけど年の差や、立場を超えても守りたい愛がある。この先と、限られた時間に苦しむ美青年二人と生活に、仕事に追われる主婦との愛憎激。恋愛は綺麗なだけじゃない。作品としては、後半の展開の速さがいい。と、映像美、音・・・。

ロボッツを観た！！

作品はロボッツ。吹き替え版で鑑賞。夢を叶えるために頑張るある貧しいロボットのお話。夢は叶えるためにあり誰もが輝くために生きている・・・パンフレットにある一文です。大人も子供に帰り、夢を追い求めたくなる・・・そんなお話です。映像も美しい。生き物のようなロボットたち。コミカルで、思わず声を出して笑ってしまう場面もありました。吹き替えなので声優さんも気になるところ。主人公のロドニーはSMAPの剛。そしてヒロインキャッピーは矢田亜希子。やっぱりベテラン！と入り込んでしまったのは山寺宏一演じるフェンダーという笑わせ役でやさしいロボット。そしてもう一人。釣り馬鹿・・・で有名な西田敏行。ロボットに夢を与える社長役。ファンタジーな世界に入り込み、子供の心と笑いをもらいました。時に涙ぐみそうになったり・・・とストーリーにも◎。もっと輝ける！君の夢はなんですか～パンフレット参照～たまには現実世界を忘れてファンタジーな夢の世界を見るのもいかがでしょうか？心にそんなOFFスイッチを押すことも大切なのかも・・・。

ヒトラー最期の12日間

仕事終わりで渋谷へ。久しぶりの映画館でした。とても混んでいて、30分ぐらい前から並びました。作品はヒトラー最期の12日間1945年4月20日・ベルリン　迫りくるソ連の砲撃ヒトラーをはじめナチスに命を捧げ、忠誠を誓った軍人達、その家族・・・の激動の真実。怪物と呼ばれた彼を造った人達がいて、怪物に心をささげ彼亡き後も命を絶つ者がいて・・・。どうしてそうならければならなかったのか・・・。爆撃のシーン、目を覆いたくなるシーンが多くでる。リアル。ヒトラー最後の秘書を勤めたユンゲが見た最後。忘れたい戦争での悲劇を目撃させる作品です。子供までもが戦士となり武器を取る。戦争で狂う人々。壮大な夢の為に手段を選ばず鬼となり、最後は自ら命を絶つ。彼の敵は世界・・・というチラシを映画が終わって再度見る。もとは画家になりたかったユダヤの血を引く少年がどうしてこうなってしまったのだろう・・・。しばらく外でぼーと考え込む。血も涙もない鬼はこの世に存在するのだろうか・・・なぜそんな鬼が造りだされてしまったのか・・・（しまうのか）そして、鬼と化してしまうのもまた悲しく、哀れな事だと思いました。人は何かに狂い、武器を取る・・・

ピエロの赤い鼻

新カテゴリー！ムービートーク！映画好きなマダムが観た映画を語ります♪好きなジャンル→和洋問わず、考えさせられる映画つい先日DVDで観たのがピエロの赤い鼻（フランス）悲しい、そしてユニークな場面をうまく挟んでいる作品でした。時代背景はフランス侵略を進めるドイツ軍（ヒットラー）との戦時中がメイン。一家の父は『ピエロ』、必ず赤い鼻をつけ、人を笑わす。入念なピエロメイクに滑稽なショー。息子はそんな父の姿を嫌う。笑われて、あんな変な事やって何がいいのだ！と思っている。ショー会場の片隅で膨れっ面をしていると、父の友人から父が『ピエロ』になった訳を聞く・・・。戦時中の事、ドイツ軍への嫌がらせのつもりでドイツ軍の施設を爆破させた二人（それが父と話し掛けてくれている父友人）。その後捕まり、銃殺させそうになってしまう。捕まったのは二人以外にも、もう二人の友人がいて・・・。～途中省略～捕まっている時、彼らに死の恐怖を忘れさせてくれたのが元ピエロでドイツ兵の一人の男。赤い鼻をつけて皆を笑わし、時に自分の食料を分け与えてくれた。いざ銃殺の時。構え！の命令に背いた元ピエロ兵は赤い鼻をつけて上官に背きその場で射殺・・・。そして、施設内にいて大怪我をしたフランス人監視員も銃殺。犯人の二人が爆破した施設で働いていた。（二人は中にいることは知らなかった）もう命はないし、自分が施設内にいた事を二人は知らなかったのだ彼らを助けたい！・・・と言う想いから自分の妻へ自主の意思を伝えるよう哀願する。妻は猛反対するが、夫の意思は固く、命の限界に来ている事もわかっていたため夫の意思を尊重し、その想いを現実にする。施設内にいた彼は偽りの犯人となり病院から連れ出され銃殺。戦火で体験した事、勇敢に自分達を守ってくれた人たちへの敬意人の気綱を無駄にせず生きていくことを決めた父の姿が『ピエロ』であった。話を聞いて父を見る息子は『ピエロ』な父を誇らしく想いブラボー！と叫ぶ。人を狂わす戦争の中での人間模様。これは観ないとわかりません。内容を知っても観る価値十分にあり。マダム泣き回数→３回上映時間９５分。仲間同士の会話がユーモアで、時に笑ってしまう。泣きたい人は観て下さい、ストレスは泣いて解消される事もあるらしいですよ。