カテゴリ:雑。
【注意!!】 痛い話が苦手な方は、読まれない方が無難かもしれません。 私の婚約者、ぴ は、鹿児島出身の隼人である。 九州男児だ~!というと、「ごっつい」男の人のイメージがあるが、 全くそんな感じではない。 私のことを「らむのみみちゃん」と、ちゃん付けで呼び、 家事をさぼっても全然怒らない。 私は非常に甘やかされていると思う。 ぴは、通常、朝8時から夜6時か7時くらいまで働いているので、 家事は私がすることになっている。 けれど私の仕事が忙しいときは、 夕飯の後の食器を洗ってくれるし、休日は一緒に家事をしてくれる、 とても優しい九州男児だ。 ・・・忙しさによってものすごく不機嫌になる私が怖いだけ という噂もある・・・。 そんなぴ、昨日の夜も、お風呂上がりに食器を洗おうと 台所に立ってくれた。 私は「ありがたいわ~」と感謝しながら、仕事をしていた。 すると ぴが悲愴な顔で、何やら変なかっこうをして、 台所から私のいる部屋に走ってきた。 最初何を言っているのかわからなかったが、 よくよく聞いてみると 「切った!切った!!指、切った!!」 と慌てている。 ふと、変なかっこうをしていると思った、ぴの手の部分に目をやる。 変なかっこうだと思ったのは、 切れた指をもう一方の手でぎゅっと握っていて、 流れ出る血を時々吸っていたからだった。 指先に目をやると だらりだら~ と、次から次から血 があふれ出してきて、床に滴りそうな勢いである。 私はとても慌てて、ティッシュで滴る血をぬぐい、 コットンと消毒薬を持ってきて、 傷口をピュ~と消毒した。 ぴを座らせて、心臓より上に腕を上げるようにしたが、 流血がひどいので、近くにあったハンカチで指を縛り、 細いテープで患部のすぐ下をきつく巻きいた。 こんなに血が流れているから、縫った方がいいのではないか!? と思い、たくさん流れる血にびびり、とっても怖かったので、 「うわ~、怖い~!!いや~!!うぎゃ~!!」 と叫びながら処置をしていると、 そんな私の様子を見て笑い、ぴは落ち着いたようだった。 けれどそもそも、疑問に思うことがあった。 私の包丁は、ステンレスではない、昔ながらの包丁なので、 お料理した後すぐに洗って拭き、しまわないと錆びる。 そのため、今日も包丁はシンク下収納の扉にしまってあるはずだ。 ぴは、何でこんな流血するほどの怪我を負ったのか!? 「何で切ったん!?」 と訊ねると、 「スライサー」 以前日記に書いた、キャベツ千切りのために購入したスライサーである。 何度か使ったが、このスライサーではあまりきれいな千切りができなかった。 しかし、刃自体はとてもよく切れるので、 最近はきゅうりや大根のスライスに使っていた。 その切れ味のために、スライサーの上部には 指、切れます と書かれている。 そのスライサーを使用後、乾燥させるために、立てたまな板に たてかけておいたのだ。 それをぴが移動させようとして、 手が滑ってスパッと切ってしまったらしい。 私はさらにびびって、 「えええー!!肉、そげてない!?」 と訊ねた。 そげていたら、そげた肉を探してくっつけるべきか、 一緒に病院に持って行くべきなのか、ちょっと真剣に悩んだ。 ぴは、「うん、多分そげてはいない」と言っているので、 そのことばを信じようと思った。 だんだん血も止まってきて、患部をよく見るために もう一度消毒薬をぴゅ~とする。 余計な血が流れて、患部が露わになった。 /\ こんな形に指先が切れている。 三角の山の部分からスッと切ってしまったのだろう。 幸い肉はそげておらず、切り傷だけで、 縫うほど大した傷でもなさそうだった。 ぴには、念のため不調を感じたら病院に行こうね といってあるが、今朝絆創膏の上から、 水を触ったり物を持ったりしていても平気そうだったので、 恐らく大丈夫だろう。 昨晩あんなに血が出たのは、多分お風呂あがりだからなのだと思う。 それで、ぴは 血が止まって大きな絆創膏で患部を保護したら、 傷口は痛くなくなってきたのだが、 精神的にショックだと言うようになった。 そもそもスライサーの刃がとても良く切れるので、 切ったときは痛いと思わなかったらしい。 けれど、こんなに流血するほどの怪我はとても久しぶりで、 精神的に動揺したというのだ。 なんでも小学生の時、夏休みの自由研究で パンにカビを生やしてそれを顕微鏡で観察するというのをやっていたらしい。 パンを切るときに、誤って剃刀が自分指に埋まってしまったらしい。 それを聞くだけで私は、「ぎゃああー!」と叫んだので、 昨日、お隣の方は「うるさいなぁ」と思われていたかもしれない。 近所迷惑、ごめんなさいm(_ _)m ぴが動揺する気持ちはとてもよくわかる。 私も引っ越しの時に爪が割れてはがれかけた時、 とても精神的にショックを受けた。 しかも、流れ出る血が床に落ちないように、 自分で吸っていたので (こんなところで気を遣わなくていいのに、 落ちた血は拭けば済むことだと私は思うが、 ぴはとても律儀な人だ) 血を吸いすぎてちょっと、気持ち悪かったらしい。 なので、すぐに寝ることを薦めた。 すると、ぴは、食器洗いとその後にすることになっていた 猫のトイレのシートを換える作業が出来なくなったことを ごめんねと言っていた。 怪我した時くらい、そんなこと心配しなくていいのに・・・。 ちょっと、普段の自分の恐妻(?)ぶりを反省した。 ぴがまた怪我をするといけないのと、 ぴが自分の指を切ったスライサーで切る気にはなれないので、 そのスライサーは廃棄することにした。 今日の夜から、ぴはお風呂に入るのがちょっと大変だ。 結構深く切ったので、髪や体を洗うとき、大丈夫だろうか。 怪我した方の手を、ビニール袋に入れて入浴、かもしれない。 みなさまも、どうか怪我にはご注意をm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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