カテゴリ:気づき
まもなく節分です。
当日になって、恵方巻きや豆を買うために 行列に並ぶことのないように、早めに予約 でもしておこうと思います。 さて、この恵方巻きを皆さんご存知で しょうか?”恵方(その年毎に縁起がよいと される方角)を向いて、黙って食べる” ための巻き寿司のことです。 ちなみに今年の恵方は西微南(正確には 庚)だそうです。 今でこそ関東でもこの恵方巻きが当り 前になっていますが、私が初めて東京勤務 になった2002年には、関東で目にすること はあまりありませんでした。 その年の節分の日、会社にて、関東出身 である上司に、当時独身で一人暮らしであっ た私はこう聞きました? 「今日は巻き寿司買って早くお家に帰らな くていいんですか?」 「は?巻き寿司?何で」 「いや、今日は節分なので?」 「まます分からん」 というやり取りがなされました。 それを聞いてた隣の席の先輩(京都出身) が、 「あれはな、関西だけやねん」 「えっ、ほんまですか?」 毎年恒例のように親父が恵方巻きを買って きてくれていた私には衝撃でした。 町のいたるところの寿司屋で「恵方巻き」 を販売しているのが当たり前でした。 そのとき、上司がネットで調べた内容に よると 「大阪の海苔協会が、海苔の販売を促進 するために考案」 ということでした。 「なんや、バレンタインデーと一緒かいな」 と感じたものでした。 このように関西の文化が全国展開される のは、うれしいことである一方、 地域性が だんだんとなくなっていくこの日本に、 寂しさを感じるのは私だけでしょうか? 関西のお土産を買おうと、神戸や京都の お菓子を買おうと思っても、関西でしか買 えなかったものが、いまや簡単に関東で 購入できます。 洋菓子のアンリ・シャルパンティエしかり、 抹茶の辻利しかり。 地域性というのも やはり大切にしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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